レビューを報告する(情報入力)

  • 1. 情報入力
  • 2. 報告完了

このレビューを掲載しないほうがよいとお考えの場合は、理由をご入力の上、[報告する]ボタンをクリックしてください。この報告は、レビューの削除をお約束するものではありません。内容によっては、削除されない場合もございますのであらかじめご了承ください

「鉄血機関 -Bloody Steam-(1)」 へのレビュー

    • 独特な世界観ですが、[作品内容]にある数行とサンプルのページで大体の説明は事足りると思います。
      ようするに、「血をエネルギー源にする動力」が普及していて、「サイボーグ化」が老若男女問わず当たり前の世の中ってわけです。
      なお、教室を映したページに目を凝らせば分かるように、ほとんどの生徒が四肢の一部を義体化しています。
      身体にガタがくる年配ならともかく、生まれ持った身体を失っている若年層が多いのは一応もっともらしい理由があり、サイボーグに偏見がなく、同時にサイバーパンク気味に荒廃した舞台背景に真実味を持たせています。
      ただ、逆に言うと、どこかで聞いたような、SFだと有りがちな、使い古された感が否めないのも事実です。
      しかし、そこは血に特別な意味を持たせることで斬新な差別化が確立されています。
      ある者は血を求め、ある者は勝利を欲し、ある者は色を昂ぶらせて激しく奪い合うバトルアクションに繋がっています。
      なんて真面目くさった評価をしてみたものの、ハッキリ言って上記は全部忘れて構いません。
      肝心なのは「義体化美少女がバトルして中破する」って所です。
      制服を着た女の子が袖をまくると、腕が機械なのはドキッとします。
      おまけに、その娘がラブコメの波動を漂わせ、主人公が意外な強キャラ感を匂わすので、ほのかな好印象に男心もくすぐられる作品です。
      そして、腕が千切れたりもするけど、生身のそれとは違って機械なので、目を背けるほどのグロテスクさではなく、むしろ傷ついた姿が守ってあげたい系ヒロインにも映って可愛いとも言えます。
  • 理由必須
    0 / 1500