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「星の数だけ抱きしめて5」 へのレビュー

    • 自分がこの本を読んだのは、1994年ですから、もう17年も前の作品です。しかし、「古臭くて面白くない」、などということはありません。今読んでも面白い、と断言できます。
       また、この作品は、ラブコメではなくエロ系ラブコメということでエロシーンが盛り込まれているわけですが、ついにこの5巻(最終巻)において、ついに主人公・星太郎とヒロイン・綺羅羅はSEX。もちろん童貞×処女です。

       しかし、このHappy ENDにいたるまでに山あり谷ありです。学園を卒業したらすぐに就職するつもりの星太郎は、就職活動に勤しまねばなりません。「就職」=「生活の糧を得る」という問題だけでなく、2人にそれぞれ、近づく異性との関係でややこしいことになります。星太郎に思いを寄せる女の子と偶然の結果ラブホテルにいくことになってしまったり、綺羅羅はバイト先の店員と親しくなり、その仲を星太郎に邪推され、気持ちがすれ違ってしまったり。

       けれども、ついに2人は結ばれ、綺羅羅は処女喪失。しかし、これで終わりではありません。2人とも、まだ学園を卒業していない男子校生・女子校生であるため、翌朝には登校しなければなりません。この登校時、周囲の人が見て不審に思うくらい、綺羅羅がぎこちなく歩きます。その理由は、処女を失ってからまだ一晩しか経っていなくて、まだ星太郎が入っているかのような感覚を残しつつ、処女膜が破れた痛みがひかないからですw

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