私は『改やらせてっ!てぃーちゃー』をプレイ済みなので、『ストレートエディション』と『改』との比較を書いていきます。
まず、内容は殆ど変更はありません。
『改』では一回の選択肢(場所の移動)が複数あるので、攻略は面倒なところはありました。
本作『ストレートエディション』では選択肢が無くなっており、物語をスムーズに楽しむことが出来るようになっています。
「改」ではエンディングはヒロインごとに3種ありましたが、これを上手いこと1本の話に纏められています。
物語が『ストレート』になったことで「攻略のために何度も周回しないといけない」ということがなくなったので煩わしさが無くなり、時短になります。
スキップ機能は未読でも既読でもスキップしてしまうので、初見でこの作品を遊ぶ方は注意して欲しいところです。
Hシーンは削除されていることも無いので安心してください。
通常会話では16:9の画面ですが、Hシーンでは元の比のCGの左右に帯状の絵(そのHシーンに登場するヒロインの立ち絵)が付いた状態となっています。
セーブデータにはサムネイル画像が付いているので、確認がしやすくなっています。
『改』と同内容のお話ですが、遊びやすさという点で優れている作品になっていると思います。
注意点は以下の通りです。
・「真子先生のボイスが無くなっている」
本編に登場はする。元々Hシーンが無いキャラだけど、ちょっと寂しい…。
・「サウンドモード」(主題歌を聞ける・歌詞を確認できる)が無くなっているゲームのトップ画面では曲が聴けるようにはなっている。
・「シーン回想が少し使いづらい」
1Hシーン中、CGが切り替わるタイミングで回想一覧に戻る仕様。本編では1つに繋がっているので、本編の方でセーブデータを作ってしまえば対処は出来る。本作ではセーブデータにはサムネイルがあるので見やすさもある。