SRRXSさんのレビュー一覧

それはもうはちゃめちゃにえっちでした。というのを前提に読んでいただけるとありがたいです。ぜんぶ褒めてます。ら
ほかのレビューであった「初心者むけではない」はそうだと思いますが、個人的には俺くんが割とクソボケかましていたので比較的心穏やかに聴くことができました。それは俺が悪いと思うよ。普通に詰められるトラック1が1番心がきゅっとしたまである。彼女がいる身でntr音声を聴くな。
感想ですがまず声がいいですね。検索結果をフラフラしていて出会った作品なのではじめましての声優さんでしたが、丁寧語混じりの可愛らしい声から繰り出されるえげつないエピソードのギャップでやられてしまいました。
あとNTRものでよくある完堕ちした後元カレの俺くんの扱いが雑になるやつですが、これはそれが無理矢理感がなくていいと思いました。たまに「堕ちるのはいいけど間男好きになるのと俺のこと嫌いになるのはまた別じゃない!?」になることがあって。ぼくだけかな。今回は明白に俺が裏切り行為を働いているので……(ひなちゃんで勃たなくなる(しかも誤魔化す)のは流石に……ネ)
というかトラック6は全体的にそこはかとなく他人行儀な声色になってて演技すげー……と普通に感心してしまいました。
最後にどうでもいい感想ですがひなちゃん、寝取られマゾ嫌いなのに調教済みでマゾいじめもめちゃくちゃ上手いの(そしてマゾ男に複数回引っかかるの)才能に振り回されてる感じでだんだんかわいそうになってきました(賢者)。

うっかり死にかけて天国に召されそうになった俺くんが童貞の心残りを告げると天国に勧誘したい天使さんが筆下ろしをしてくれます。タイトル通りですね。
この天使さん、だいぶ労働環境(天使のお勤めは労働と呼んでいいのだろうか?まあ基本給とか言ってたし便宜上労働とします)がアレらしく、いきなり大変人間味溢れるところを見せてくれたり、かと言えば天使様らしく聞き手のことは一貫して「迷える子羊」「人の子」呼びだったり、でも人界に降りてきた時は甲斐甲斐しくお世話してくれてたり、うっかりすると天使さんにガチ恋してしまいそうなくらいキャラクターが突き刺さってしまいました。
えっち内容の方も素晴らしく、吐息の密着感とか凄まじかったです。マジで息の温度感じましたからね。おすすめです。
おまけのフリートークもめちゃめちゃ良かった………………敗けちゃってごめんなさい………………
あとR-18レビューと直接関係ないというかただのここすきポイントなんですけど、天使さん自身もなかなかのビッグネームですが、お友達も"堕天使の「ルーちゃん」"とか物凄いビッグネームの気配がしています。この世界観だとルーちゃんなんかすごい地上エンジョイしてそう。

作品タグ付けされている「百合」「触手」「機械/異種姦」「ふたなり」。
それ以外にもおねショタとか産卵・異形出産とか膨乳とか催眠とか痴漢とか。ハッピーセットすぎる。ちょろっとしか出てこないのもあるけど。
主人公パーティはみんな百合ップルなんですけど、ヤツハちゃん(赤髪の子)のおねショタ適性があまりにも高い。百合っプルなのに。姉さんベースケがすぎるよ...少年たちの性癖がぐっちゃぐちゃになってしまう...。
ゲーム面もかなり良好。"守護石"という専用アイテムを付け替えることで、各人の属性耐性と、スキルのおよそ半分をまるっと入れ替えて戦う(守護石ごとに着けられるキャラは決まっている)。属性・状態異常耐性に重きが置かれている戦闘システムにおいてこの"守護石"システムが上手くハマっており、装備との兼ね合いなどを考えるのに楽しく頭を動かせる。
シナリオはサブの豊富さを特筆すべきであろう。ベッドで就寝する、シャワーを浴びる、町の噂を調査する...様々なトリガー(ATMでお金を下ろすなんていうのも!)で豊富なイベントが用意されている。個人の感想の話になるが、ライターさんの喋らせ方や言葉選びがかなり好みで、スッと入ってきて引っ掛かりや不快感がほぼなかった。割とその辺を重視してしまうタイプなので、キャラの掛け合いが楽しいというだけで★5を贈呈したくなるほどだ。とくにR-18RPGだとそこのレベルが高いものは貴重だし。
そんなわけで、触手凌辱とかがイケる人なら大体は楽しめるのではないだろうか、というのが総評。CGコンプまでおよそ25時間、大変楽しく遊ばせていただきました。
あ、でも(さっきおねショタに言及した通り)男との絡みは多いので、百合ゲーだと思ってやると肩透かし食らうかも。自分はその辺あんまり気にしないまま買ったしこのサークルさんの作品も初めてだったので気にならなかったですが。

三部作の完結編となるこの作品。
終章単品でも遊べるとあり実際そうなのですが、やっぱり最初から遊んでほしい。
逆レものが好きで軽率に手を出したこのシリーズ。しかし待っていたのは少年漫画もかくやというアツいストーリーであった。
最初は「負けたらCG、ペナルティなし。ならば全回収していくしかあるまい」と思い実際そうしていた。がしかし、実際ストーリーが進むにつれわき上がった感情は「こんなところで死んでたまるか」というものであった。それくらいに熱いのである。まあ初見殺しとかには負けるんだけど。
だからとて、実用性がないかといえばそんなことは全くなく、負けイベントも毎回相当凝ったモノが展開される。僕はキューピッドちゃんが大好きです。絞られたいしラブラブえっちもしてみたくはある。
ストーリーでCGを見ずに進めても登録された図鑑から疑似戦闘→敗北すればお手軽にイベント見られるので、回収派の方がうっかり勝っちゃっても安心。
そういうワケで、コンセプト、ストーリー、イラスト、どれかに興味を持ったならぜひ通してプレイしてほしい作品です。