虫けら的赏析一览

ヒロインのケモロリと甘々な生活を送る作品です。
ボリュームは値段相応、ヒロインフルボイスであることを考えればかなりお得です。サクッと読める程度の長さであり、重い展開や複雑な設定による情報過多などという読みづらさもない作品なので非常に読みやすく、忙しい方にもおすすめです。

とにかくヒロインのコノハは終始可愛いのでサンプル画像が気に入ったなら買って損はないと思います。

Hシーンの多くは敗北エロとなっており、基本的に異種姦です。獣、触手、虫など様々な異種生物がいることや状態異常での立ち絵変化では石化などもあり、幅広い性癖に刺さる作品であると思います。

一方で街中での売春イベントは対人となるので異種姦以外もそれなりに充実しています。
また、服装備は立ち絵や一部を除くHシーンにも反映されるので好みの服装でHシ-ンを見ることもできます。

それなりに古い作品というだけあって同サークルの後の作品と比べるとシナリオ全体のボリュームはそこまで多くはないですがそもそもこちらのサークルは値段対ボリュームが非常に良い作品ばかりなのでこの作品も値段以上のボリュームではあります。アクションゲーム部分は非常によくできており、簡単すぎず少し頭を使えば攻略法がわかるというちょうどよい難易度になっています。

髪色や顔のパーツ、メガネなどのオプションあたりはかなり自由度が高く、好みの姿に調整することができると思います。胸のサイズだけは巨乳、貧乳の2種類で細かな調整はできませんがそもそもふつうはそんな設定自体できないのでこれでも十分すごいことです。
また、巨乳か貧乳かで微妙にテキストが異なるなどのこだわりもあるので「せっかく貧乳設定にしたのにテキストとかみ合わない」ということはありません。

ゲーム画面が昔の携帯ゲーム機風になっているという点から感じられる強いこだわりですがゲーム本編も主に難易度的な意味で昔のゲーム風になっています。
しかしこのゲームが難しいかと言われればむしろ今の作品が過剰なまでに親切すぎるというようにも感じられ、いい意味で何をすべきかわからないという冒険心をくすぐる昔のゲームならではのなつかしさを感じました。

途中に選択肢が出てきますが基本的には片方(あからさまに罠w)を選ぶとゲームオーバーとなります。

が、そちらを選ぶことで異なるアニメーションを見ることができるのでゲームオーバー覚悟で選択しましょう。

また、クリア後には回想(というよりフリーH)が解放されますがそちらでもセリフが異なっているので本編とは違った楽しみができます。

全回収まで1時間程度の短い作品ではありますがシーン数はそれなりに多く、この値段なら十分すぎるボリュームであるといえるでしょう。

日数制限があるゲームですがやるべきことはそれほど多くはなく詰みの発生する場面はないのでそれほど意識することはなく遊べると思います。

シンプルなゲームながらできることはそれなりに多いので非常に楽しめるゲームです。

Hシーンを見るたびに感情値というパラメーターが成長し、その数値によってストーリーが変化します。

操作という操作はどのHシーンを見るかという選択のみですし序盤の簡単なあらすじを終えればあとはほぼHシーンのみなので面倒なシーン回収のための作業などもなく、サクッとHシーンを読みたいという方におススメの作品です。

ストーリーの流れとしては非常に王道でシンプルな作品なのである程度先が読めてしまうという部分はありますが逆に言えば多くの人の期待に沿い、多くの人に刺さる展開であるともいえます。

作品の長さとしてもサクッと読める長さなので時間がなくても読みやすいですし先ほど書いたように驚くべき展開自体はないものの王道な展開となる作品であるので絵柄やボイスが気に入った方には少なくともはずれない作品であると思います。

可愛いロリといちゃつくゲームではあるのですがそれだけではなく単純に読み物としても魅力のある作品となっています。

哲学的というか考えさせられる部分が多い作品ではありますが決して暗い作品というわけでもなくかといってただいちゃつくだけというわけでもない不思議な魅力のある作品です。

ヒロインの精神年齢が見た目以上に高いので性知識のないロリといちゃつくという話ではないという点だけ注意です。