ライコスさんのレビュー一覧

敵を凌辱するのでもなく、味方と関係を深めるのでもなく、本人が戦うことすらしないという類を見ないスタイルですが、このゲームの素晴らしさはとにかくゲームバランスです。

こういった奇をてらったようなコンセプトのゲームは得てして企画倒れ状態になってしまい、設定とは裏腹に他のゲームと大差が無かったり、そもそもゲームとしての楽しさが皆無となるケースが多々ありますが、このゲームは明らかに違います。
アイテム等の重要性と値段や敵味方の成長率が非常にバランスよく設定されていて、概ねエロシーンを見終えているはずの2週目でも非常に楽しく、快適にプレイすることができます。

また、そのエロシーンも各キャラごとにきちんと棲み分けがなされていて、飽きさせることがありません。
RPG好きで凌辱・恥辱物が好みな方には是非ともお勧めしたい作品です。

まず、この少女は無知ではないです。それなりの性知識はあります。
そんな中、無理矢理押し入った男たちの要求に困惑するものの、最悪の事態に至る前に帰ってもらえるならと妥協して応えていってしまいます。
その中で、より強い要求等には抵抗の意を示しますが、基本的にどれも強行されてしまいます。
努力むなしく、作品タイトル通りの結末に至ります。

女の子が必死に危機回避を試みる展開は上手く表現されており、徐々に盛り上がっていく雰囲気も良いと思います。
主人公の音声しかない割には、説明口調も極力抑えており、自然な感じが出ています。
惜しむらくは、本編12分半のみしかないということでしょうか。

この作品には、性的要素はほぼないと言って過言ではないです。
少なくとも、性的接触は皆無です。脱衣行為すらありません。
それでも、声優さんの技量とシナリオの秀逸さによってエロさを感じるところが非常に素晴らしいです。
本編自体も合計40分超えでボリュームがありますが、それらを再構成したものも多数用意されており(音量を絞ったVer.の必要性は微妙ですがw)、満足いくものになっていると思います。
Mであれば、新境地であり本質であるこちらを経験しておくことは有益なのではないかと考えます。
ちなみに男性のセリフやナレーションがない為、どうしてもところどころ女性のセリフが説明口調になってしまうのは仕様ですかね。

こちらのサークルの中では比較的接触の多い作品のように思えます。
1人目は一方的にいじられて射精を強要され、2人目では自慰を強要され、3人目には便器となり飲尿を強要されるというある意味王道な羞恥プレイが入っています。
いずれも、写メ・共有が一つのテーマになっていて晒し者感も多分に出ています。
お一人の声優さんが声色を分けて3役をこなしているとのことでしたが、一見わからない程度のクオリティはあります。
このサークルの定番でもある本編音源をMIXしたものも複数入っておりますので、ボリュームは十分かと思います。

なお、主人公が短小設定なので、そこを受け入れられるかは重要かと思います。

基本的に画像の女の子たちに性器及び自慰を見られるだけのゲームです。

選択肢によって誰にどんな扱いを受けるかの変化がありますが、女の子たちは最大でも下着姿まで、女の子から性器を触ってもらえるのは1パターンだけ。
それぞれの女の子に胸を押し当てられるルートも存在してます。
また簡易な射精管理もあります。

ただ、タイトル画面で流れるような音声は本編には一切ありません。
また見られるだけで女の子によって射精させられるということもありません。
もちろん立場が逆転するようなこともありません。

とにかく見られながら罵られながら自慰を強要されるのがお好きな方に特化したものと思っていただければ間違いないです。