第三のＳさんのレビュー一覧

好きな人に振られるところを同級生にみられたところから始まる百合物語です。

といっても、イチャイチャ恋愛オンリーの百合物語というわけではなく
主人公やヒロインはそれぞれ心に傷を持っており、人との関係性も含めてそれといかに向かうあうかというのがテーマだと感じます

また音楽やイラストも素敵で、タイトル画面の鳴り響くトランペット? のメロディを聞いただけで「これは良いお話になる」と確信しました。
ほぼすべてのシーンがLive2Dでぬるぬると動き、キスシーンですーっと顔が近づくところは体中をドキドキしてしまいます。
付け加えて、莉久ちゃんが涙を流すあのシーン、この痛みこそ百合だなと思いました。

百合好きはもちろん、百合の入門にもオススメのゲームです!

10年ぶりに続きが見れて、ほんと最高。

内容的に基本的な構成は前作と変わらないものの
ボイスがついたことで、より雪ちゃんが可愛く(展開によってはより可哀そうに)なって魅力がアップ。
hシーンも前作同様汁気の多い異種姦中心に美麗なイラストで描かれていて、とてもエロティック。

これでこの値段はコスパ良すぎでしょ。

1つだけ不満を言うとしたら
彩芽とのいちゃいちゃラブエッチが見たかった・・・

無粋な話から言わせてもらいますが、
この出来でこの値段はロープライスだとしても、コスパが良すぎです。

るび様の描く、メイドは瀟洒でエッチぃです
瀟洒でエッチぃです。(大事なことなので2度言いました)。

また、エッチぃところ以外の場面でも、甘々に尽くしてくれる時間は癒しです。
紅茶が飲みたくなりますね。

話的に続編がありそう? と思いましたが
もし続編がありましたら、また買いたいです。

百合ゲーを探してたら見つけました。
元々、こういう「暗い百合」は好きなので、あらすじ見て、即購入です。

全体的な話からすると、プレイ時間が短く、かつ値段も安いので時間がないときでも手軽に楽しめるでしょう。
肝心の内容ですが、1週目が強制BADENDということもあり、前半部分はどんどん重苦しくなっていきます。
正直“寝取り”や”非処女”、“ヤンデレ”など人を選ぶ要素もありますが、それだけでこの作品を避けるのはもったいない出来でした。

トゥルーエンディングはとても印象に残るもので、かなり意外なオチでしたが、作者様のあとがきを読んで、よく考えられたこの作品にふさわしいオチだったと実感です。
そして、エンディング後にTOP絵をみると、、、、これはぜひ直接確かめてみてください。

以上です。

ほかのレビュアーの方も言っていますが
ヒロインの抱える痛みや闇は相当に大きく、終盤の本性を現すときは衝撃的です。
ただ、そこでいきなり本性を現すびっくり系ではなく、そこに至るストーリーでその片鱗や原因を暗示させるようなことが多く
だからこそ、余計にそのシーンが衝撃的で心に残ります

また伏線も多く、私は2週目以降も周回して、そのときの本当の心情を想像したりすることでより作品を楽しめました。

気になったらまずは体験版をしてみましょう。体験版の範囲でもそのストーリーと衝撃さを楽しめると思います。

SF的な作品が好きなので購入しました。

アクア とよばれる特殊な電子機器が普及した近未来の世界が舞台で
やや古いゲームとはいえ、その描写は今でも十分通じます。

AIや生命倫理など哲学的なテーマも多く含みますが
話自体は難解なものではなく、ヒロインとの交流でいろいろと考えさせられました。
それらが美麗な背景やBGMと合わさり、とても幻想的です。

今年三部作の最終作がでるとのことでシリーズ1作目をやってみました。
一言でいうと、名作ミステリーゲーです。
戦後間もないころの東京を舞台にしていて、そのレトロの雰囲気が江戸川乱歩などの昭和のミステリーを思いおこさせます。
肝心の内容はと言うと、猟奇的な場面が続き、しかも、出てくるキャラクターが容赦なく死んでいくので、
プレイして気に入ったキャラがいたら覚悟してください。特にBADENDはとても充実しています。
それでも不思議とそのグロテスクな場面を美麗なイラストで表現していて、プレイしている方もどこか「美」を感じてしまいます。

そして、1つの真相の影にまた新たな真相が隠れていて、最後の最後まで気が抜けません。
三部作の第一作のようですが、一応、すべての真相が明かされるので、その点でも心配はありません。

最後に、真犯人よ、お前は決して許さん。最新作を楽しみにしてるぞ!

珈琲貴族先生の原画に惹かれ購入しました。

最初は、いわゆる抜きゲーのつまりでプレイを始めたのですが、
意外といっては失礼ですが、ストーリーもしっかりしていてラストの余韻に良いものがありました

とはいえ、やっぱり一番は
珈琲貴族原画の黒髪ロングは最高だぜ に尽きる(笑)

この物語は基本的には淡々と進んでいきます。
　特に前半の方は、現在と過去の思い出の場面が交互に来ます。そのあたりは、体験版でも十分わかるでしょう。

　しかし、そうすることでプレイヤーの側にも登場人物たちの思い出が共有でき、それが後半の盛り上がりへとつながっていきます。
　プレイしていて、文芸小説のようだなとも感じました。
　あえて他作品の名を上げるなら「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」に似ています。
　
　この作品に選択肢はありません、けれども、仮に主人公が別の道を選んだ場合を他のキャラの描写により暗示させています。
　それゆえに最後の主人公の“選択”に深く、静かで、きれいな海底のようなカタルシスを得ることができました。

同人ということだが
アニメーション・演出・ストーリー等すべての面で超高品質

アニメーションに関しては体験版や紹介動画だけでも十分すごさが分かると思う。
それ以外にもクラシック風のBGMや動画のタイミング・構図ともにヨーロッパの映画のような演出だった。

ストーリーに関しては少女間のインモラルな行動が描写されている。たとえ、ふたなりだったとしても退廃的な百合模様を邪魔することはなく、かえって百合を好まない層でも楽しめるように思う。