クロボンさんのレビュー一覧
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2016年07月02日
マウスのみで操作可能な娼館経営SLGです。SLGとは言っても、あまり難しい要素はなく、サクッと遊べる上、直観的な操作で大丈夫な作品です。
基本的な目的は日数経過による上納金の上昇に耐え、娼館を拡張していくという世知辛い内容ですが、あまり調子に乗らなければ、クリアまではたどり着けます。
題材としてはダークな内容のハズですが、あまり辛辣な事は積極的には描かれてませんので、そういう設定のミニゲームとしてお楽しみ下さい、といったところでしょうか。
2016年06月30日
本作の概要についてはサークル様のゲーム紹介が秀逸で、ゲーム概要から、注意すべき内容まで丁寧に書いてあるので、そちらを参考にしていただき、体験版をプレイして大丈夫そうと感じたならば購入を検討して問題ないと思います。
一応、2つ補足すると、
まず1つめは、戦闘面は確かにスタンダードではありますが、ダイスロールに依る部分が大きく、攻略の要となる強力なスキル発動には運要素が絡みます。また、説明にもあるようにリアルタイムで十字キーを押し、敵の攻撃を回避するイベントがあるので、プレイヤーが飽きないよう配慮が為されていました。何よりの魅力はボスがそれぞれ個性的であることで、難易度は周回前提ということで基本的に高いのですが、あれやこれやと攻略法を模索していく過程がとても楽しい作品になっていると感じました。
もう1つの補足内容としては、パラメーターとスキルの調整なのですが、こちらは体験版に触れてみた方が早いとは思います。パラメーターは基本的にはADVパートで強化することになります(一番近いのは初代デ○モンワールドなのですがわかりづらいですね)。スキル調整も特殊で、TRPGは目が小さいor大きいでアクションの強さが決まりますが、本作は6面ダイスの各目の強さを自分で決めることができます。
長文になりましたが、周回前提のバランスということで、以上のようなプレイヤーが飽きないよう、独特のシステムとなっているので、ふつうのRPGにマンネリ気味な方に特におすすめだと思います。
注意事項としては、こちらもサークル様の紹介にあるように、スプラッターな事象はありませんが、腹パンをはじめとした暴力描写が割と頻回にあること、一部のシーンでは主人公サチが亡くなってしまうような暴力が生じるので、それらが苦手な方は、避けた方が無難です。
筆者が購入した段階で、DL数が16000越えと、同ジャンルの中ではかなりの人気を博しているゲームだと思いますので、ゲームの概要や魅力については、他のユーザー様のレビューを参照すれば、了解いただけることかと思います(基本買い、でいいと思います)その上で、筆者なりの感想を述べるならば、
シナリオ面:ダークファンタジーを基調とした、どシリアス・ど真面目な内容です。なので、当ジャンルが物凄く苦手! という方は遠慮した方がよいかとは思います。内容自体は丁寧かつマルチエンディング方式で、プレイヤー飽きさせない内容になっています。尚、完全に新しい世界観という訳ではなく、同サークル様の過去作と緩やかに繋がっていますが、シナリオ自体は、この1本で完結しています。
RPG面:シンプルな3DダンジョンRPGですが、戦闘面はレベルキャップがあり、必要以上のLV上げはできない仕様になっています。そのためかユーザー様の間でも難易度が高い/低いと意見がバラバラな印象を受けます。要はごり押しが効かず、製作者の方の意図を上手く読み取って、攻略方法を見つけ出すゲームです。トライアルアンドエラーを繰り返せば、必ず解法はみつかる仕組みになっているので、少しレトロなゲームバランスが好きな方におすすめかと思います(救済策は幾つか用意されているので詰みは生じない配慮もされています)。
ADV面:シナリオと同様マルチルート方式です。筆者的にはここがイチオシなところだと思います! RPG面は詰将棋的な面が強いのですが、ADVパートは一つの目的に対し、アプローチの方法が何パターンか用意されているので、時間制限があるのですが、あれやこれやと試してみたくなる面白さです。
その他:声優さんによるパートボイス形式をとっており、要所々で声が入ります。また、個人的にビックリしたのがマウスのみで完全に操作可能なところです。
レビュアーが選んだジャンル
最近、商業/同人、成人向け/一般向け問わずに見かける機会が多くなった、絵師のemliy先生が主な作画担当されているので、先生のファンであったり、独特のむちむちした肉感の可愛らしい絵柄が好みの方におすすめ! の一作です。先生の主な作品群は基本的にマイルドな内容が多いので、こういう方向性の作品は珍しいのではないかと思います。
ゲーム内容についてですが、少し特殊なレベルアップ方式を取ったRPGとなります。この手のゲームでHをして強くなる~という概要のゲームは数多くあると思いますが、このゲームは、更に特殊で、モンスターを倒すことでレベルアップすることはできず、
(1)戦闘中に特定のスキルを使用する。
(2)戦闘に負ける。
(3)イベントをこなす。
ことで、レベルアップします。尚、(2)において得られるポイントはあまり効率がよい数字とは言えないので、(1)か(3)の方法でポイントを集めることが主になります。(1)は該当するスキルで強力なものを模索する必要があり、(3)は村や町の探索をこなす必要があるので、それらが面倒だという方にはおすすめできません。また、膨大な量のCG採集についてもフルコンプは骨、と思います。
ですが、着せ替え要素が豊富であったり、主人公についてはパートボイス形式で音声がついており、抜きゲーとしてはかなり優秀な部類に入るので、欠点を補って余りある魅力のある作品であると思います。操作性についても良好で、ストレスは感じませんでした。
注意すべき点としては、比較的簡単に妊娠/堕胎をするので、そういう描写が苦手な方は避けた方よいという点でしょうか。
2016年06月30日
作品説明にもあるように、神官の娘、ユナが淫魔退治の任務で行方不明となった父親を追って、色々と「工面」をしてダンジョンの脅威の挑もうとするゲームです。
「工面」という部分がこのゲームの最大の魅力ではないかと筆者は思います。
まず、RPGとしては少々スキル習得に癖があります(一番近いのは、F○9でしょうか?)が基本的にはオーソドックスなステップバイステップのRPGで終盤に向けて難易度が上昇していきます。プレイヤーのロールプレイや目指したいエンディングにもよるとは思いますが、考えなしにリソースを消費してしまうと、終盤に向けて苦しくなってくるように調整されているので、工面が必要となります。故に中々に歯ごたえのあるRPGになっており、バランス調整の上手い作品であると感じました。
次にADVとしても同様で、広義の意味での性行為は仕様上、せざるを得ない(最低限でもレズプレイを行う必要がある)のですが、プレイヤーの工面しだいでは、処女性は保ったままエンディングを迎えることも可能であると、上手い具合に調整されていると感じました。
内容が内容ですので、作品紹介の段階で尻込みしてしまうユーザーさんもいらっしゃることとは思いますが、ロールプレイングとしてのバランス感覚が大変よく、上手いアプローチがされている作品だと思いますので、一度プレイしてみてはいかがでしょうか。
2016年06月29日
本作品で一番評価できるポイントはストーリーであると思います。無法者の島、「監獄島」で、記憶喪失の少女ユミルが自身や友人、島のために脅威に立ち向かっていく、というのが本作の大筋ですが、語られている内容(メッセージ性)については、ファンタジーでありつつも現実に刺さるような内容になっており、筆者はドキリとするような場面やセリフが多かったように思います。大別としてはダークファンタジーに含まれる内容ではありますが、過度な残酷さや過激さはみられなかったので、それらが苦手な方にもおすすめ! です。
一つ欠点があるとするならば、同サークル様の過去作と緩やかにですが繋がっているので、過去作の設定やキャラクターが登場します。なので、完全な新作というよりは続編ないしは外伝に近かった、というところでしょうか。
RPGとしては王道的な内容に近いのですが、少々レベルアップやスキル強化の方法が特殊で、体験版に触れた方がよいかとは思います。基本的には通常戦闘はサ○シリーズのような、パラメーターアップのみが行われ、ボスやイベントで経験値が入り、全体的なパラメーターアップとスキル習得のアンロックが行われます。スキルについても詳細は少し異なりますが、スキルポイント形式に近いものになっているので、プレイヤーの自由度は高く設定されていました。
シナリオ進行についてはほぼ一本道に近いものになっているので特段迷うこともないとは思います。主人公の処女性を守れるかどうかで若干セリフ回しが異なるようですが、大まかには変わらないようでした。
レビュアーが選んだジャンル
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2016年06月27日
海蒼玉・はすみみるく先生の薄い本シリーズ、「メルンクルティアシリーズ」の一冊です。一応の注意としては、♯○とシリーズものなのですが、題材としている作品は様々な点です。
作品の魅力としては、間違いなく、むちむちした独特の肉感の絵柄でしょう。可愛らしさを残しつつ、出るところは出て、引っ込むところは引っ込んでいるという体型を、元ネタに問わず描かれているので、絵柄をみてピンとくる方は一読の価値ありです。
私的にDLsite様でこのような薄い本を購入する利点は3点程あり、
1:物理媒体として希少価値のある、手に入りづらい作品を、電子媒体で確実に手に入れることができる。
2:電子媒体なので場所を取らず、管理しやすい。
3:物理媒体より基本的に安価であり、更にポイントシステムがあるので、経済的である。
という利点が挙げられると思います。これらの利点に魅力を感じる方にもぜひおすすめ! です。
尚、本作は東○が元ネタ、属性としてはメイドです。
2016年06月27日
最近、商業/同人、成人向け/一般向け問わずに見かける機会が多くなった、絵師のemliy先生が主な作画担当されているので、先生のファンであったり、独特のむちむちした肉感の可愛らしい絵柄が好みの方におすすめ! の一作です。
ゲーム内容についてですが、特殊なレベルアップ方式(正確にはレベルですらありません)を取ったRPGとなります。この手のゲームでHをして強くなる~という概要のゲームは数多くあると思いますが、このゲームは、更に特殊で、敵を倒すことでレベルアップすることはできず、定期で発生するイベントないしは、戦闘中のコマンドで得られるポイントを消費して発生させることができるイベントにてパラメーター強化(およびCG回収)を行います。
RPGとしての難易度は高めに設定されており、ゲーム紹介にもあるように課題達成までの時間制限があるのですが、ボスが異様に強いため、初周で全てのボスを攻略することははまず無理です。そのため、パラメーターを引き継げる、2週以降のプレイがほぼ必須となります。
ADVとみてもフラグ管理(およびマスクパラメーターの管理)がきつめであり、中々お目当てのエンディングに辿り着けないのではないかと思います。また、同サークルの特徴といっては難ですが、CGフルコンプを自力で達成することは中々に骨、であると思います。
長文になりましたが、同サークルの良いところ(着せ替え要素、声優さんによるパートボイスなど)も悪いところもよく表れている作品ですので、「淫乱勇者セフィのRPG」などで、同サークルのゲームが気に入った方、絵柄や絵師さんに惹かれた方におすすめ! の一作となります。
2016年06月26日
遊○王のヒロインと言えば? と聞かれれば初代遊○王世代の人間なら誰でも挙げるであろう、BMGの薄い本です。
BMGはその容姿やその後続とキャラクターたちの影響で「ギャル」としての側面が強調されがちであり、作画やキャラクター性に反映されがちですが、本作品はあまり「ギャル」であることを強調していない、珍しい部類の作品であると思います。同じ傾向の作家としては高苗京鈴先生が挙げられると思いますが、あちらは女性的な感性を強調した作品であるのに対して、こちらは古典的な男性向けのエロ本的内容であるので、女性的な感性に触れるのが苦手な方は、こちらの作品がおすすめできると思います。
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2016年06月26日
原作アニメをみてあまりにもゲーム性がわからな過ぎるという感想をお持ちになったそこのあなた! におすすめの一作です。
アニメ本編は(私がM○Gユーザーだからなのか)特に1期のる○子に共感できる部分が大きく、そのサスペンス的な展開に惹かれるものが大きかった作品ですが、結局どういうゲームなの? という問いに答えられると窮してしまう状況でしたが、初心者の方に結局どういうゲームだったの? 次はどうすればいい? という回答をある程度与えてくれるのが本作品となっています。
尚、ゲームを本格的に行いたい方は、スターターでのルール解説や他のカードゲームでもお馴染みのアドバンテージやメタゲームの理論をある程度理解している必要があるので、本作品はあくまでその一助といったかたちとなるかと思います。
多くの人にとってはいい暇つぶしの種になると思いますよ!
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