Liste des critiques de ＤＤ

目くるめく官能の世界
一コマ一コマが美麗です
エロスはもちろんですが、線の美しさを楽しめます
羞恥、触手、断面、悪魔、要素がテンコ盛りですが 美麗な画面にまとめられています
今回は、優しく癒してくれるお姉ちゃんと官能の中へ引きずり込む悪魔神が同時に顕現し共演します
そして、最後は いつものようにこの幸せの儚く消えてしまう事を恐れる主人公の独白
果たして、主人公と姉の過ごす時空は夢か幻か 余韻を残す終わりは、次作への期待を高めます

いままでの同人誌やCG集しか知らないと、このCGコミックというのはとても新鮮に感じます
〇内容について、
ヒロイン 玖美ちゃんは自己肯定感の強く見えて実はどこかさみしがり屋さん
お相手となる 俺 小坂修太郎君は 料理の蘊蓄をかたる女子力高めのチェリーボーイなのですが、玖美ちゃんによって絶倫へと開花します
この二人のやり取りが、とらドラ の 川島亜美と高須竜二の二人を彷彿とさせます
修くんは、フードプロセッサ、非接触温度計を使いこなして 美味しいラーメンやカレーで がっちりヒロイン玖美ちゃんの胃袋をつかみます
もっとも 玖美ちゃんによって開発された絶倫なる一物で、玖美ちゃんを逆に開発して、もう彼女は彼でなければイけない体になってしまいます
男性の夢テンコ盛りの作品です

作者自身の同名商業作品の後日譚になります
予習として「ハニーブロンド」メガストア(Amazon Unlimitedの対象)を一読する事をお勧めします しかし、本作だけでも十分に楽しめます
ラブラブカップルのいちゃいちゃだけなのですが、
断面、噴乳、放尿、肛門性交 いろいろと性癖がテンコ盛りです
濃厚なシーンが連続しますが、昏さや後ろめたさとは無縁の非常に明るい陽気な仕上がりは作者の力量です
10年前の商業作品をリボーンさせたというような事はなく、物語としての継続性を少しも損なっていません
商業作品の後日譚を同人誌として出す前例としては みた森たつや氏の「ごきんじょのもんすたあ」があり、すでにVOL.13まで頒布されています
本作も舞台を高校から大学に移し、継続的に発表される事を願って止みません

と○ドラファンの○美ちゃんが幸せになってほしいと強く思っている方にはぜひお勧めします。
デジタルなご時世ですが、アナログな感じが温かく感じます。
「おまけ」は、購入した人だけの特典です。期待して良いです。