44Q的鑒賞一覽

今回のキャラはエロフ･･･じゃなかった､エルフの女騎士｡
JSK史上最大級のバストを誇る｡巨乳は正義｡
性格面も戦闘時の凛々しい感じと､各Hシーンでギャップがあって良い｡

バトルはアクティブゲージ付きコマンド式で､勝ったり負けたりして貯めた
ポイントで更に強くなったり､シチュを開放していくタイプ｡
作者の十八番のシステムなので､今作においてもエロとバトルの楽しさを両立しており､
衣服破壊の可視化や戦闘中の絶頂等の追加で更に進化している｡
Hシーンも相変わらずの実用性｡クリア後の回想各エンド後のシチュで楽しめる｡

今回の目玉は新シチュの時間停止と催眠｡
催眠は今までの催淫とはまた違う反応を楽しめ､時間停止は表情をある程度弄れたりとかなり凝ってはいる｡
ただ､どっちも相手の素の反応は楽しめないので自分は正直微妙だった｡
逆にこの手のシチュが好きなら楽しめるはず｡戦術的にも有利だし｡
一部の衣服破壊方法が分かりづらいのも気になる｡

総じていつも通りの安定した出来｡
ただ個人的には､最近のシリーズで増えてきているアブノーマルプレイ(今回の新シチュやら睡眠姦やら)は
好みでないので､ノーマルプレイよりの作品をつくって欲しい｡

今回の相手はロリでありながら育つ所は育っているタイプ｡
タイトル通りの小悪魔系で､その為この作者の作品としては珍しく､
主にこちらが受けに回る(陵辱ルートも有)｡
生意気Sロリ感がよく出ていて､そっちが好きな人は楽しめるだろうし､
好きでない人も新たな性癖に目覚めるかも｡

HシーンはいつものJSK工房｡安定して抜ける｡
よく動くFLASHアニメとこだわりの中出しシーンは健在で､体位も豊富｡
衣装着脱や断面図､最近追加されたリアルタイム視点変更等の機能もある｡
回想はストーリー中のシチュの他に､各エンディング後という設定でも再生でき､
それぞれで全く違う雰囲気になる等､総じて非常に実用性が高い｡

ADVパートは､会話とお触りでフラグを建てるゲーム性｡
不機嫌な姪もそうだったが､この作者のADV作品は最近難易度が上昇している｡
システムや各エンディング条件等が割と複雑で､自力で攻略するならメモは必須｡
最悪全強化ゴリ押しすればいいバトル形式の作品と違い､しっかり考える必要がある｡
よくある全開放コマンドなんかも存在しない｡(追加して欲しい)
作者のブログに詳細攻略があるので､手早く抜きたいなら観覧推奨｡それでも時間はかかる｡

エロのみ目当てで買ってしまってもいい位の魅力はある｡
但しその場合はADVパートが唯のコンプ作業となり､ぶっちゃけ邪魔｡
逆にゲーム性も求める人なら､歯ごたえがあるとして楽しめるかもしれない｡
自分は前者であり､最近の作品はゲーム性が複雑すぎて面倒だと思っているので､今回は星3｡
Hシーンは今のまま､ADVやバトル部分はもっとシンプルなのを作って欲しい｡

書いてある通り､花札に調教エロゲー要素をプラスした､大変珍しい作品｡
ルールは基本的に｢こいこい｣だが､相手は手札を持たず､機械的に山札から札を取って場札を得るだけで､あがることも無ければ意図的に妨害することも無い｡その為こちらはひたすら手を作る事に専念すればいい｡ゲーム内には簡単な説明しか無いが､そもそもルールはシンプルで難しくないし､各札と役も常に見られる上にやってれば覚える範囲なので問題ない｡

このゲームの良いところは､まず手軽にプレイできる事｡1セット2~3分で終わるので､気が向いた時にさっくりプレイできる｡元が花札であるし､単純にゲームとしてシステムが良く出来ているので､じっくりやっても飽きは来ない｡
また､CGがエロも非エロも素晴らしい｡癖はあるが美しく､また質感があって実用的である｡ゲームをやりこんでいくと調教が進み､新しいCGが見られるようになり､モチベーションも上がる｡好きな子から攻略していいシステムも良い｡
更に､ゲームの合間に入る会話イベント等で紡がれる独特なファンタジー系の世界観も魅力である｡

欠点としては､手っ取り早くエロシーンを見たい､という用途には余り向かない事がある｡花札なので､運が悪いとエロシーンが全然見られないのだ｡CGだけならエクストラで見られるが｡
他に､幾つかのCGが他と画風が違い､安定していない｡気になる人は気になるだろう｡
また､ゲームのルールはシンプルだが､上にも書いたとおり説明もシンプルで､沢山ある調教方面のパラメーターの説明も無く､またキャラにもよるが始めの内は手札も場札も少ないので上がるだけでも一苦労と､初めてやる人の取っ付きは悪めかもしれない｡

結論として､このゲームはかなりの良作である｡エロ方面にもゲーム方面にも完成度が高く､10年以上経って新作が出た今でも通用する作品である｡