らららん的赏析一览

カラッとした絶妙なチャラさで巧みに論点がすり替えられ、ヒロインだけでなく気が付けばあれよあれよと聴いているこちらも絆されていきます笑
他の方のレビューにもあるように無理矢理でここまで嫌悪感を抱かないのも不思議なぐらいで「ありそうで無さそう、でもありそう」なシチュエーションCDならではの魅力が詰まった1作だと思います。
最後のおまけトラックが続編を欲する最高のスパイスになっていること請け合いですし、大袈裟でも何でもなくわたし自身はそこに確かにある愛を感じてしまいました笑
そして今回、五日天峰さんご出演の作品自体を初めて拝聴しましたが1つ間違えると粘着質でクドいホストになってしまいそうなのに「こーゆうホストいそう!!!(きっと)いるいる!!!」と思わせてくれる妙にリアリティ溢れるチャラ男を演じて下っている事にも溜め息が出ますし、美麗なキャラデザとも相まってこの作品を購入した事をとても満足しています。
※星矢が一方的にヒロインにちょっかいをかけるケンカップルのその先のお話が気になります…!

これを催眠効果と呼んで良いのかどうかは分かりませんがお狐様に誘われ導かれ、気が付けばとっても気持ちが良くなっていて自分自身でびっくりしました。既にレビューでも書かれているように、とにかく懇切丁寧な誘導描写だったり催眠にかかりやすく随所に工夫が施されています。
あとはコンセプト、世界観がとてもツボでした!声優さんもそれぞれ本当に素晴らしく、BGMやSEも秀逸で興醒めする点などは一切なくずっと心地よく漂っていたいと思えたこの作品に感謝です!
狸Ver.での続編と言うか番外編を私も希望します!!

3人3通りのシチュエーションで愛されますが共通して言えることは後ろめたくも心の底から愛されていると言うことでしょうか。背徳感や罪悪感を感じるのが苦手でなければいずれも満たされる作品に仕上がっています。
BGMや過度な演出は一切使われずひたすらシンプルに1対1を堪能したい方は是非お手に取ってみられると良いかと!個人的には声優さんの舌っ足らずで素朴な雰囲気が何ともリアルで臨場感を感じました。

特段Sっ気があるような自覚はないので好奇心で購入した筈が潜在的なSっ気を引き出されてしまったような錯覚に…聴いているこちら側が興醒めしてしまわぬほどの壮絶な演技力に二人のやりとりをこっそり覗いている感じなので終始楽しむことが出来ました。奇をてらった演出はないものの処女作にしてしっかりと王道を描けているかと思います。
今まで結構な数の音声作品を聴いてきましたがこう言ったコンセプトはありそうで実はあまり見当たらないのではないかと思いますので攻め好きさんは是非!

聴き終えると脱力感と幸福感とが交錯して何とも言えない状態でした…笑
前作のクオリティから期待せずにはいられませんでしたが今作はまた違ったテイストで、でもそれがまた良くてもう内容、価格、ボリューム等で降参です。聴けば危険度の数値の意味合いも理解できますしマキヲの脳内、本心なんかも伺い知ることが出来るので体験版を聴いて迷っていらっしゃる方には是非おすすめしたいです。ただ注意書きにもあるように多少聴く人を選ぶ内容になっているので自分としっかり相談してから購入されると良いかと思います。
毎回自分が「彼」に一歩踏み込めたと言う錯覚を引き起こさせてくれる上に束の間の夢のひとときを楽しむことが出来る点がこちらのサークルさんの素敵な点のひとつでもあるのかな、と思い知らされた作品でした。
キャストトークも大ボリュームで本編とはかけ離れているからこそ聴いていて和みます笑

栄人さんの穏やかかつちょっぴり艶めかしいボイスで快感の渦へ…と思いきや、個人的に言葉のチョイスや言葉の端々がおもしろ可笑しく(聴こえてしまって)、これも含めてこちらのサークルさんの持ち味なのかなぁ、と言った印象です。
キャラも「高慢ぶってる」ようなちょっとした背伸び感も見受けられ笑、何故かツッコミどころが多かった作品でした(あくまでも個人的にですが)
初の女性向け作品とのことなので次作がどのようなカラーで仕掛けてこられるのかが純粋に楽しみです。

最近こちらの夢カレ。シリーズを立て続けに購入させて頂きましたが前回購入のヤンデレ(千尋)と根は一緒のシンプルさで違いは断然甘さと言った印象です。演出に一切の小細工がないので隆春さんの愛情を直球で喰らうことになりますが愛され好きの方にはおすすめです!
両想いの筈の2人なのに愛し過ぎるゆえ不安に陥ってしまうところも欲深さがストレートに描かれていて満足でした。
あと今回はおまけも同梱されており何だかお得感も♪

ねこまるさんの真骨頂とも言える、こちらの意思なく無茶苦茶にされちゃうボイスのお買い得パックと言うことだったんですが、タイプの全く異なる二人に同時に愛されたい(めちゃくちゃにされたい)人には申し分ないかと。
ただ、今続いているシリーズの7や9辺りから聴いて耳が肥えてしまっている自分がいまして笑、何となくシナリオ重視で聴くと物足りない印象を受けてしまうかもしれません(ただ、別の目的があって聴かれる分には満足かと思います!)
最近のねこまるさんはハードはそのままにシナリオもしっかりされているので聴く側も少々贅沢になっちゃいましたかね…笑

個人的に攻め側の「余裕のない攻め」が好物なので笑、楽しそうに、時に我に返って寂しそうに攻める色んな顔が見られにとても満足でした。　
あと声優さんの演技が際立っていて一層引きこまれて楽しむことも出来ましたし、なぜ千尋がこうなったかと言う経緯も後々彼自身の口から語ってくれることになるので理由のないヤンデレになることなく綺麗な形で終えることができます。
ただこの作品に限らずヤンデレはどうしても先読みがしてしまいやすいと言うのがやや難点かな…と(突如健全になったりする方が違和感ありありなんですが笑)
ですが先ほども申しました声優さんの演技力と変にひねったりすることなく描かれたシナリオの簡潔さがおすすめ出来るポイントかな、と思います。
作中に流れるクラシックも耳馴染みが良く、あとエンドが2つあるのも嬉しいです。

題材が特殊なのでどんなものかと期待半分、もしくは(自分の中で)コケてしまったら…と言う不安半分を承知のうえ購入。

単刀直入に申しますと不安なんて抱いていた自分が嘘のような仕上がりです。愛される作品は山ほど既存しますがサークルさんの本気が伝わる笑!快楽のために敢えて互いを戒めるところに愛を感じます。愛され好きな方には必聴の一枚です。
5日間と言う本来なら長丁場になるところを要所要所のツボを押さえて収録して下さっている点も高評価の要因のひとつですし相変わらず雰囲気もzeroさんのお声とうまく一体化されていて「ニコイチ」と言うか…切っても切り離せない見事な作品です。