Elenco recensioni di mako

美しいエリート士官たちが次々にマゾの快楽に溺れていく過程が丁寧に描かれています。これは、背徳と耽美の感覚に溢れたこの作者特有のシュチエーションで、読者もまたあの妖しい夢心地の世界に引き込まれてしまいます。そして、読み終わった時に確かに登場人物とともに溺れていた自分に気がつくことでしょう。

過去にこの作家がなぜこのテーマを描かなかったのだろう?
これほど、イラストとシュチエーションがあった作品が今まであっただろうか?明智探偵が女装探偵になるという滑稽そうでまったくそう感じさせないのはこの作家の腕もあるが、戦前の背徳の香ぷんぷんのシュチエーション故だろう。

真面目な夫薫と勝気な新婦のミドリの美しいカップルの新婚旅行にふとしたことから割り込むクー。三角関係・寝とられと発展していき、ついには新婚夫婦そろって彼の奴隷にされてしまいます。そのプロセスが丁寧に描かれ、ことに、夫薫の体と表情の変化に注目です。後半のレズ用のディルトにつながれるシーンは圧巻です。後半の新婚夫婦が単なる2匹のメス犬に急速度で落ちていく様はMな読者の心をきゅんとしめつけることでしょう・・。