dais's Review List

ワッショイ太郎さん、音声作品では初めましてでしたが、フリートーク共々お優しい声でとても癒されました。
シナリオもキャラクターの台詞の言葉選びがとても丁寧で大正の雰囲気を損ねることなく浸ることが出来ます。
お嬢「さん」呼びの理由も二人の関係性を示していて良いですね。
途中までとてもほのぼのしながら進んでいくので、この二人が一体どうやってエッチな関係になるのかとハラハラドキドキ見守っていましたw

転機はヒロインが遠めがねで見てしまったモノ、お梅さん(サブキャラだけど声優さんのカラッとした演技がとても好き)の登場。
そこから少しずつ不穏な雰囲気になっていき…そして和臣さんの一人称が「僕」から「俺」に変わる瞬間。
明確にスイッチが切り替わった雰囲気に、声優さんの凄絶な演技も加わって、久しぶりに音声作品を聴いていてゾクッ…としました。すごい。

和臣さんは自分でも制御できない獣を身の内に飼っています。
それは「調教」というかたちでヒロインに襲いかかりますが、ヒロインから求められて律することができなくなっただけだし酷いことは一切されないし、愛ゆえに優しく淫靡に堕とされていく感じがとてもよかったです。
音声作品という形式にこだわらなくてもいいので続編に触れたいなぁと思う終わり方でした。
近年ファンになったにわか者ですが、アラベスクさんの作品の上品な雰囲気作りと濃厚ドエッチが混在する唯一無二の作風が大好きです。今回も素晴らしい物語をありがとうございました。

口調は俺様だけど優しくてヒロインの葵ちゃんを終始気づかえるスパダリなレイジさん。
通常ならレイジさん×葵ちゃんのノーマルセックス…になるはずですが、本作は逆転なしの逆アナル。最初から最後まで徹底して女性優位という素敵仕様です。
俺様なレイジさんと控えめで愛らしい葵ちゃんというキャラクター性が壊れないまま、女×男の逆アナルプレイが描かれています。
ラブラブでかわいらしい雰囲気なのにエッチ描写は超ハード。そんなギャップも素敵
男→女の挿入は一切ありません。クンニはありますがあくまで男からの奉仕という側面が強いです。しかも放尿というご褒美つき!
他の男性キャラクターでもこのシリーズは続いていくようなので続編がとても楽しみです。

背景素材屋さんの学校背景シリーズ3作目、こちらは前作の名門編と比べてオーソドックスな学校の背景で、汎用性が高いものが多く収録されています。
珍しいものですと校門プレートのアップ(下からのアングル)やゴージャスな室内プール、シャワー室などもありますからピンポイントな需要にも対応しているかと思います。
もちろん時間差分もあり。
1280×720なので今時の使用には物足りなさもありますが、元の絵のクオリティが高く詳細に描かれているため拡大してもあまり粗が目立ちません。
また新たなシリーズを楽しみにしています。

こちらの作品一つに一軒の住宅の外観と内装のすべてが揃った背景素材。
ひとつひとつの作画クオリティが高い上に、ライト差分どころか天候差分も細かく収納されています。
さらに部屋によってはカーテンの開閉差分などもあり。
浴室にいたってはお湯あり/なし、蓋あり/なし、湯気あり/なしの差分まであります。充実しすぎです。
おまけの見取り図がおまけとは思えないほどしっかりしたものでとても参考になりました。
同じくおまけの観葉植物メモも嬉しいです。こういうこだわりは大好きなので。

DESSIN POSEさんのポーズ集は応用が利くものが多くて素晴らしいですね。
こちら乳もみ編となっていますが、タイトル通り胸に触れる愛撫をメインとしながらも、揉みながら寄り添ったりキスしたりパイズリしたりとバリエーション豊富。
相変わらず男女の絡ませ方が凝っていて、ポーズ集なのに表情まで見えてくるようです。
リーズナブルでアングルも豊富なのでいつも本当に助かっています。
また新たなポーズ&カット集を出していただけると有難いです。

もうお前らくっついちゃえよ!!とゴロゴロ転がりたくなるような3巻
今回はオーナーの私服姿やデート(デートじゃないけど)などが堪能できます。
そしてヒロインの一人えっちを手伝うという名目だったのが、一歩を踏み出し今回は素股にランクアップしました。
体格差のある絡みがいいですねえ…
気になるところで終わりますがまた一波乱来るのでしょうか?

パイズリ尽くしのポーズ集!
エロ本などでよくあるシチュエーションですが色々なアングルを考えると難しいポーズだったりします。
DESSIN POSEさんのポーズ集は見映えのするカット集のほかに、各体位112項目ものアングルを収録されているので有難い限りです。
一口にパイズリと言ってもその体勢は様々で、よく見るオーソドックスなポーズから物凄いアクロバティックな笑えるポーズまでバリエーション豊富で、異常ともいえる大ボリュームさに不足を感じることはないでしょう。
男性モデルが透過されているため位置取りもしやすいです。

男の娘ソフトの中でもちょっと毛色が違った本作。
この作品のみ最初の発表から何度か延期し公開まで時間がかかったと記憶しています。
それもそのはずシナリオのボリュームが他作品よりも抜きん出ています。かなりの濃厚な物語。その煽りを受けてかボイス無しなのがやや残念ですが、この耽美で残酷で幻想的な世界観を損ねるほどではありません。
絵担当はお二人のようでCGによって出来のバラつきは多少見られますが許容範囲。とても繊細で綺麗な絵柄です。ただしプレイ内容は結構ハードなものもあるのでご注意を。
ディレクターさんの個人作「サド公爵の白昼夢」から尖った部分を少し削って中世ヨーロッパのファンタジー風にリブートしたような印象を受けました。
加虐の中に不思議な繊細さを見る物語です。

ピンポイントの実母NTRは寝取られ熟母夏子(41)以来ですから約11年ぶりでしょうか。
夏子もかなりの名作でしたが本作も比肩し得る実母NTRの大傑作のポテンシャルを秘めていると思います。
夏子の場合は未亡人なので寝取られよりも熟女が堕ちる姿が重視されている印象でしたが、本作のヒロイン由美子の夫(主人公の父)は入院中というだけで健在。よって寝取られ感がさらに増しているように感じました。
さらに本作は主人公である息子が母のAV動画を編集させられるというこれまたエグい設定がプラスされています。
しかもお互いがそれを知っている。息子は母の痴態を全部見なければならないし、母も息子に自分のAV動画を編集されていることは承知なわけです。物語途中からは母・由美子自ら動画データ入りのSDカードを渡してきます(もちろん間男の指示によるもの)。細かいエピソードにいちいち間男の悪意が滲んでいて、息子くんと一緒になって頭を掻きむしりたくなります。選択肢で母AVのタイトルを決めさせられるのもキツイ!
ピンポイントなのでもちろんHシーンは長尺でハード、ビジュアルは極上で声優さんの演技も毎度のことながら素晴らしいです。
特に424回絶頂寸止めされるプレイは容赦なさすぎて笑ってしまいました。
ここまでハードな堕ちっぷりと激鬱な寝取られシナリオを両立できるブランドはそうそうありません。ピンポイントさんにはまた良質な寝取られものを作っていただきたいです。ありがとうございました。

初回10分ほどで終わってしまって冒頭の選択肢間違えたか!?と焦ったら、スタッフロールの背後からキャラの声が聞こえてきて……
このギミックには感心しました。
もちろん物語はちゃんと続くのでご安心を。
初回は店長の右腕エンドを迎えましたが、いたって普通の青年である主人公の悪堕ち展開は不思議なカタルシスを感じました。
男性キャラや脇役にいたるまでフルボイスなのも丁寧で良いですね。
総じて音関連は良質という印象。
なお基本CG枚数は充実していますが差分は殆どありません。前作同様ちょくちょく主人公の長文モノローグが挟まれて会話のテンポが悪くなるところも少し残念でした。この2点を改善していただければと思います。
ちなみに選択肢次第で前作のヒロインと主人公が登場しますが、この展開は容赦なさすぎて予想がつかなかったですw こういう試みは好きですね。