アルマス的赏析一览

単に百合ゲーというだけではなく、学校を舞台にした
青春群像劇としても傑作。
見ていて微笑ましく、暖かな気分になる恋愛模様。
BGM、CG、シナリオによって醸し出される雰囲気の良さ。
フルボイスになった機会に是非、いろんな人にやって欲しい
名作です。

運命を調整するというシナリオ、システムの斬新さ。
そして伏線の置き方と回収の仕方の秀逸さ。
色んな意味で昨今お眼にかかれないような作品。
難易度は高いですが、普通のエロゲに飽きた人には
プレイしてもらいたいです。

オールクリアした際にはご褒美もあるので。

主人公がヘタレ気味な上、髪型が変(これは関係ないかも)
なのでイラっとくる人もいるかもしれませんが、
シナリオ面でのクオリティはとても高いです。
戦争が題材になっていますが、戦闘シーンはそこそこ程度。
「いずれ戦地に赴くあの人に、
俺はなにをしてあげられるだろう」
これこそが正しくテーマなんだと思います。

ヒロインが全員魅力的なのも素晴らしい。
けど荒川区隊長にもルートが欲しかったな……

エロゲーのループものというのは、大体が話が重くなりがち
なのですが、この作品は主人公が割りと気楽に楽しんでいるので
新鮮でした。
シナリオも中々面白かったのですが、終わり方があっさりしていたのがちょっと残念。
幼馴染のヒロインがいろいろと斬新な設定だったのも新鮮でした

良い意味で一作目よりマイルドで万人受けする作品に
なっていると思います。
インパクトや勢いという部分では一作目に譲りますが、
全体的な完成度の高さでは上を行っていると思います。
キャラクターのアクの強さが取り除かれているので、
一作目で「面白いけど、このキャラの性格はちょっと……」
と思った人にこそやって欲しい作品。

スクリプトを駆使して作られた極限の演出力。
それこそが最大の評価点。
発想自体はありがちですが、それをここまで本気で
作り込んだのは後にも先にもこの作品だけかと。

美少女ゲー、エロゲーのプレイ本数が多い人であれば
あるほど受ける衝撃は大きいと思うので、できれば
そういう人にこそプレイしてもらいたいなと思います。

前作から更に完成度を上げて帰ってきたロリコンにとっての
聖書のような作品。
登場人物の性格の良さ、雰囲気の良さによって描かれる
前作には無かった癒し要素が完成度の高さを上げています。
そんな優しい世界だからこその、少女に手を出す背徳感
がまた何とも言えません。

前作から原画とライターが変わった不安を
杞憂にした、ロリゲーの傑作です。

田辺京先生のロリCGに「よく分かっている」シナリオ
そして環境音を効果的に使った演出。
ロリゲー好きにとってはこれを買わずに何を買うのか
というほどのマストバイアイテムであります。
設定上、主人公の腹がやたらと出ている(CG上でも)
のが難点といえば難点かもしれない。

後、これが好きな人は通心ぼも必ず買いましょう。

あかときシリーズのような脱衣バトルを
手軽な値段で楽しめる良作です。

極めようと思うと奥深いですが、初心者でもクリアできる
間口が広い作品なので、気楽にプレイして頂きたいです。

シナリオ面でもコミカルながら先が気になる内容なので、
この作品が合った人なら、続編も是非プレイして欲しいです。

ゲーム性の部分ではシリーズ過去作に劣りますが、
シナリオ面での完成度は、これまでで屈指の出来だと思います。
最終作一歩手前という事で、これまで以上にスケールが大きく
壮大なシナリオになっています。

難易度がそれほど高くは無く、ストレスフリーなところも
長所の一つ。
ですがやり応えを求める人には少し合わないかもしれません。