Elenco recensioni di カバクン

前作「まきいづみのひゃくにんいっちゅ!」に引き続いての、
”脳ミソホニャホニャ化”音源第2弾!
今回は古典落語と言う事ですが、結構アレンジされていて、
半ば創作落語と言っても良いほどですが、アレンジが上手で、
それだけでも結構楽しめます・・・
(結構”ダーク”な落ちだったりするのですが・・・)

ただ、前作にあった「お嬢様が日本語習得の為に頑張っている」という、
スタンスはちょっとボケちゃってます・・・
あの舌っ足らずなお嬢様が演じてるとは思えないキャラクターが、
複数登場しますからねぇ・・・

それにしても相も変わらずまきいづみさん演じる”お嬢様”の悩殺ボイスは、
冒頭の「てけてんてんてんてんてんて〜〜ん・・・」だけで、
既に悩殺ワールドに突入しちゃいますので、前作にハマった方は文句なし!
そうでない方も”萌え”系ボイスを堪能したい方にはお勧めの一本です・・・

ハートウォーミングスートリー「ま○らば」のエロ作品ですが、
キャラクター設定に無理なところが無く、原作のファンでも違和感の無い作品です。

ここまで上手に描ききれるのなら本作に登場しなかった残りの人物も登場する、
続編に期待したいところですが、ずいぶん時間がたってますからネェ・・・
(赤坂○紀ちゃんの「エロいぞシラ○リ!」って台詞は見てみたかったとか、
黒崎沙○子さんはいまだ処女だったとか・・・結構ネタがあるんですがねぇ・・・)

それはさておき鳴○荘の少女たちの、いかにもな痴態は十分に楽しめますので、
原作のコミックスやアニメなどで、本作の設定がある程度、
理解されている方にお勧めです!

少女売春という行為を肯定するために作られた温泉女郎という架空設定が、
この作品独特の空気感を醸し出し、その世界にドップリとはまれば心地よい作品です。
ただ、万人受けするかどうかは疑問が残るところではありますが・・・

内気で垢抜けない「幼稚菜鳥」と主人公の名もない客人の織り成すささやかな快楽の日々・・・
そして女将から提示される条件をのみ「幼稚菜鳥」の”初めての男”となる・・・

もう少し常連らしく行為を積み重ねるエピソードが欲しかったところですが、
商業ソフトではないので全体のバランスよりも作者の描きたいものに全力を投じる。
その割り切りであると好意的に捕らえて良い作品と思います。

ただ、シーンの合間に入る俳句(?)は私のタイトル同様もう一声ってところですが・・・

日本語を覚えたてのお嬢様がふにゃふにゃ〜〜とした愛らしいお声で読み上げられる百人一首。
それだけでも目じりが下がり”よしよしモード”に入るところですが、さらにお嬢様の独自解釈で語られる、
下の句のリピートが古典落語の「ちはやぶる」を遥かに凌駕する素晴らしさ!

(古典落語「ちはやぶる」とは”ちはやぶる、神代もきかず竜田川。からくれないに水くくるとは。”という句の解説を、
「花魁の千早太夫に振られた関取の竜田川関」という見事にでたらめな解釈で語るというお話です。
本編でもトラック18でお嬢様が「ちはやさん、振られちゃったの?」とはここから来たものです。)

ただ、お嬢様のテンションに波があり途中で飽きちゃったという妙にリアルな表現ととるか、
独自解釈のネタに困った結果の厳しいところかは評価の分かれるところ・・・

まぁ、そこに気づくまでには何度も何度も脳みそをふにゃふにゃにされてある程度免疫ができてからのことでしょうし、
別に気づいたからといってもこの作品をスポイルするものではないと思います。
ただ、もうちょっと頑張って欲しかったなぁ・・・と思うことはありますけど・・・

なにやら近所のお嬢ちゃんに懐かれている気の良いお風呂屋のお兄ちゃんが、
ひょんな事からあんな事やこんな事を教える羽目になってしまうお話で、
ゲーム的な選択肢やヒロイン攻略といった要素は無く、ほぼ順番に満遍なく、
行為を繰り返します。

お手軽な価格で入手できる小粒なソフトではありますが、ヒロイン5人の設定は、
きちんと造り込まれており、一切性格が被る事も無く、5人が5人共、
家庭環境まで感じ取れるようなしっかりとした個性が描かれています。

(確かに双子の家庭環境は理解不能ですが、この親にしてこの娘ありといった、
なかなか”ご立派”な両親ではないかとは思います。)

これだけきちんと個性が確立できているなら追加シナリオも、
そう苦労する事無く創り出せるのではないか?と思うほどです。

本作の魅力はみんな「女の子」ということで、聞きかじった知識があり、
実体験を重ねていっても、本当の意味での「男女関係」には程遠い、
まだまだオママゴトレベルのロジックしか持ち合わせていないというところが、
彼女たちの魅力です。

ご近所さんのお嬢ちゃんに声をかけられてホッコリ出来る人にはお勧めの逸品です!

本作は少女陵辱モノで主人公が行う行為は、かなり鬼畜な行為を繰り返しているのですが、
なぜか姉妹が自分たちなりの理屈で行為を受け入れていることもあって、
少女陵辱モノが持つ痛々しさが弱い作品です。

しかし、その雰囲気は本作の魅力をスポイルするものではなく、
どの様な形でも”愛されたい”と思う少女の健気さとして伝わる、
そんな作品です。

発育前の妹と、発育し始めたばかりの姉という実に微妙な体型を、
繊細に描く美しいイラストと、そのキャラクターに見事にはまった愛らしい声。
しかし、描かれる内容はただ受け入れるだけでも苦痛しかない妹に対しての少女姦と、
もともと屈折したプライドをさらに屈折した形で主人公を受け入れる姉に対しての陵辱という、
文字で書けば痛々しいだけの行為がある意味さらに痛々しく、それでいて切なく感じられるような作品です。

発育途上の微妙な体型に対しての属性をお持ちの方なら、十二分に実用にも耐える作品で、
コストパフォーマンスとしても十分な作品です!

ガン○リンガーガールから利発な委員長タイプのト○エラと生真面目なヒ○シャー組、
悲劇の結末を迎える不器用で無愛想なラ○ーロとただ愛されたいだけのエ○ザにフォーカスを当てた作品です。
絵柄には独特の癖がありコミカルな表現が過ぎる嫌いもありますが、原作の持つ切なく、そして儚い少女たちの想いを感じられる作品です。
もし本編でこの一言があれば、エ○ザたちに悲劇は起きなかっただろと、頑張り屋のト○エラなら、こういう思いに突っ走る可能性もあるだろう・・・と感じられる作品です。
ただ・・・良い話すぎて抜きどころに乏しいというか・・・もう少しボリュームがあればと感じます。
成人漫画に嫌悪感がない方で、原作の少女たちの”銃を持たない時のささやかな幸せ”の描写が好きな方にお勧めです。

なにやら妙なタイトルをつけましたが、はじめにかなり”痛い”作品です。
元々愛らしい絵柄でカモフラージュされていますが原作「ロー○ンメイデン」自体、
ある種の”毒”を持つ作品だったところ、その”毒”を独自に昇華させ、
さらに倒錯し、ある種の切なさをたたえた作品になっています。
特に「アリスゲームの後日談」とされるSIDE-Bに関しては読み進めるのも痛々しく、
愛らしいローゼンのドールたちが不完全な形で復活し、そして再び消え去ってゆく・・・
その過程の切なさが唯一無二の作品として本作を際立たせています。
一応成人漫画でありそういった性描写はありますが、それよりもドールたちに想いをこめ、
ドールたちを愛するそのロジックに酔う作品です。
人形愛好者(ドール・マスター)としての属性をお持ちの方にお勧めします。