Liste des critiques de ホトギリス

コマアニメが美しい「らぶフェチ」シリーズの、今度はちゅぱちゅぱ編。ゲームで、
フィニッシュなんかへのアニメの切り替わりがシームレスなのは、やはりすばらしい。
今回の主人公はわりと女の子にひどいことをするので、ちょっと注意しておいたほうがいいかも。

画像を切り替えてのコマアニメで、ループ感を抑え、動きもぎこちなくないのはさすがである。
シリーズ最終らしく、いままで少なかった本番行為が多数収録されている。
登場キャラはいつものシリーズよりは1人多く、3人になっているが、
ハッピーエンディングを迎えられたキャラがこの子たちだけだというのが少し残念ではある。

いいところの御曹司が、いろんな女の子から誘惑される。看護婦さんやら、女医やら、幼馴染みやら、入院患者やら、バリエーションがある。
骨折で身動きが取れないところへ、女の子が積極的に迫ってくる受けゲーなのだが、「ガマン」を要し、また「ガマン」しすぎてもダメという遊べる工夫もある。

すらっとした唐沢実花、おっとりぽっちゃりの五十嵐かすみの、凸凹コンビが主人公で、女性視点で話が進む。いろんな職業に挑戦という名目で、コスプレえっちが楽しめる。After Effects を使ったアニメもある。
彼女たちには借金を返すという目的があって、このために情報収集をして選択肢を誤らないようにしないといけないという、ゲームとしても遊べるものになっている。

言葉どおり、えっちなお姉さんがいっぱい出てくる。しかも、かなりあっさりえっちが始まる。キリヤマ太一原画の、やわらかそうな体はやはりよい。
主人公の男の子が、仮性君なのはめずらしい。もちろん、お姉さんたちのネタやらおもちゃにされる。

大半は叔母鞠乃とのえっちシーン。小説が原作だけあり、文章を読めば、どこがどういう動きをしているのかリアルに伝わってきてなかなかエロい。
新規キャラの小見山瑞穂のシーンが少ないのが、どうにも残念だった。

登場するお姉ちゃんの数は多く、また見事なほどに個性がばらけている。わりと短いゲームだが、ちゃんと前半部でキャラを魅せ、あいだの過程も書かれており、あのおねえちゃんとこんなことをするなんて、というギャップも受けいれられる。
基本的にADVだが、ラスボス格の要芽お姉様と対決(?)するには、鍛錬が必要で、ここでわりと自由に遊べる。古いゲームのため、解像度が低かったり、肌色が赤っぽかったり(むかしのキャンディソフトはあんな感じだった)、音質も難があるのだが、たんに読むだけのゲームではない工夫がある。

みやびつづるの、わりと古い作品を集めたもの。やはりいまの絵柄とはずいぶん違っている。
全体的に多人数プレイものが多い。また、陵辱とラブラブの比率は、半々というところ。人妻、年上もののパターンも多め。巻末あとがきにもあるように、傾向をばらしているような感じがある。
いろいろ楽しめてお得かもしれないが、本題の「イノセント・チルドレン」とは、収録されている作品のタイトルからとったもので、少年が主人公のものを期待すると、肩透かしを食らうかも。

かなりのボリュームで、しかもえっちシーンのうちには、After Effects でアニメしてくれるものもある。
道具類を使っているときなんかでも、いろいろ動かしてくれている。
かなり外道な主人公なのでヒく人もいるかもしれないが、好きな人にはたまらないと思う。

アリスソフトには「あゆみちゃん物語」というエロス線を直進するずいぶん潔いゲームがあったが、その系統にあたる。
攻略対象は2人だが、あやしいアイテムを買うとか他の住人と会うとかえっちの内容に変化をつけることができるので楽しめた。