sige的赏析一览

ストーリーがもの凄く練られていて面白い。
ボリュームも大きく、全てを遊びつくすにはかなり時間が掛かるだろう。
しかしゲームは面白いし、「作業だ」と煩わしさを感じることはない。
例え先に進めなくなるよなことがあっても、市販の攻略本ではなかと思えるほどの丁寧な解説も付いているので、
途中で投げ出してしまわないかといった心配はいらない。

タイトルにある通り確かに「寝取り」なのだが、BADENDでは「寝取られ」であると思う。
そしてBADENDの方がエロさは増している。
「寝取られ」がプレイしたいけど「寝取り」はプレイしたくないといって敬遠している方は
BADEND目当てでプレイすることをお勧めする。敬遠してたら勿体ないですよ。

負けることは自爆アイテム買えるし簡単にできるので、一周目は純潔100のプレイにチャレンジ。
これが結構大変でした。
序盤にお金が足りない時に服の破損を修復するのをケチっていると、エロいモンスターが
飛び掛かってきて直ぐに純潔はしまうしで。

でも一番の敵は自分。
ゲームの常識、実生活の非常識。他人の家探しです。
ついついRPGの癖でタンス漁りををしたり、ピカッと光っている所を調べてみたりと。
あっという間に純潔100ではなくなってしまって、ロードしてやり直し。
作者さんは上手い所をついてきたなと思いましたよ。

ようやく一周終わって、今度はやり放題だと開放された気分で二周目をプレイ。
ところが今度はなかなか家探しが出来ないんです。癖がついたんですね。
またもや作者さんにしてやられたと思いました。

パーティーのメンバーはゲーム開始早々に揃います。
以後、新キャラ登場メンバー入換えとかは無いので、安心してレベルアップに励めます。

Hシーンは見逃してもクリア後に回想できるようになるので問題ありませんが
プレイ中リアルタイムで発生させたいのであれば、ストーリーを進行させると
見れなくなるものもあるので、小まめにセーブとセーブデータの世代管理にご注意を。

上位職への転職はこのゲームのキモの部分なので、転職はゲームでも慎重にとだけ。
ここでのやり繰りを楽しんでくださいませ。

ラスボス戦は全員上位職、レベル50が2名・レベル48が2名の体勢で臨みましたが
それでも考えなしに戦うと簡単に全滅させられてしまいます。
いろいろと頑張っていい勝負をしたという感じでした。

最後に私がこの作品を購入したきっかけは、ゲーム中登場する商人キャラを見てです。
「このキャラ、別のゲームで見たぞ。勝手に使用していいのか?」と思ってどのゲームだったかなと
調べてみたら、同サークルさんの前作RPGに登場していました。(全然問題無しですね)
主人公達よりもいつも先に、いろいろな場所に店を構えて待ち構えていますが、
もしかしたら彼女こそがゲーム中最強キャラだったりするかも。

他の方のレビューにある通り、終盤にあるにつれて敵が手強くなってきます。
「ラスボスなのに弱ちぃーな」などと感じることはありませんでした。
本当にぎりぎりの戦いで、力を出し尽くして勝ちました。
というより、ラスボスが文字通り力を出し尽くして負けました。
ゲームをやってて初めての経験でしたよ。
ラグナロクを体験したようなラスボス戦でした。

短編だから『短い』というのはよく分かる。
けれど白ずきんさんに魅力が有りすぎる。
だから「もっとくれ!もっとだ!もっと!!」と言いたくなってしまうのだ。
これじゃ勿体ない。もっといろんな目に遭って欲しいものだ。
そう思わずにはいられない作品でした。

ちょっとした事の積み重ねで、大事に深く関わっていくことになる。まさに王道ファンタジーです。
ストーリーがよく練られていて、始まりから終わりまでダレることなく引っ張られていきました。
ひそひそ話を表すのにキャラをズームアップするなど、演出効果も凝っています。
武器やアイテム類も豊富で、周回プレイ中の今も未入手の防具や、使い方の分からないアイテムなど
まだまだり、全実績達成にはほど遠いです。

メニューも綺麗にまとめられているし、しばらくじっとしていると当面の目標が画面右下隅に
表示されたり(中断したゲームを再開した時など便利)と遊び勝手も非常に良いです。

気になった点としては全実績を達成するための条件が少々厳しいこと。
ストーリー重視が逆に周回プレイでは意欲を削いでしまいます。
周回毎にちょっと変わった点があれば、更に引き込まれていくのでしょうが今のところは同じようです。
もっとも全実績達成の周回プレイに拘らなければ気になることはないですね。(でも達成したいんです)

パラレルワールドの戦国時代の日本、関東～東海が舞台です。
イベントをこなしストーリーを進めていくと1勢力から2名で16名ほど女性が仲間になってくれます。

職業とレベルが同じであれば各能力もほぼ同一なので、自分の好きな武将を選んで
一緒に戦いに挑めばいいかと。
また職業の違いにより、ゲームクリアに有利不利に働くといったことも無いように感じましたので、
好きなようにパーティーが組めると思います。

オーソドックスかつ丁寧に作り込まれているので詰まる所なくスイスイと進行していきますが、
所々にある怪しげなダンジョンに、不用意に侵入すると手痛い目に遭うのでご注意を。

プレイをしていて意外に思ったのは、舞台が日本なだけあって「何処其処へ行こう」となった時、
迷わずに目的地に向えたことでした。
○○の村、××の町って何処だっけと悩まずに済んだのは、なかなかいい感じでした。

村に剣術指導に来ている女騎士、男たちはへたれて役に立たず。
地震が起きた後に鉱山に繋がる洞窟が出来き現れた魔物。

舞台は整った。女騎士というだけでグッとくるシチュエーション。
武器の強化はアイテムを集めて合成屋で新アイテムを作成してと
面白い仕掛けも用意されている。

マップ・ダンジョンの大きさも中編RPGに丁度良いくらい。
特に村に隣接する森のマップは、少し入り組んでちょっと迷子になりやすい
高低差もなかなか有って、まさに森という感じが出ていた。

エンカウントが少々多いようなので、装飾品で多少の制御が可能であればという感じ。
6層目を抜けるまえに武器強化があったら、もっとテンポが良かったかも。(その前後はスムーズだけど、ここのバランスがよくないと思う)
「女騎士レミーアの淫らな○×○×」と同一キャラで新しい物語も出来たらうれしい。

体験版のスカートの中を覗かれるシーンに魅せられて購入しました。
製品版は友達の職人さんがお供のロボットをくれるので、体験版に比べ難易度が下がっています。

製品版をプレイしてみて分かったのは、会話が多彩で面白いということ。
いろいろな人がしゃべるしゃべる。
一緒に戦っている仲間たちがしゃべる、村人・町人がしゃべる。
イベントクリア前にしゃべること、クリア後にしゃべることが異なっていることは、
他でもよく見かけますが、ゲームクリア後に即終了ではなく、ブラブラ出歩けます。
その時のおしゃべりの内容も変化していて、それを聞いて回るだけでもまた楽しです。
(回れる拠点の数も30近くありますから相当ですよ)

「やりこみ」が題名につくシリーズをプレイしたのは2作品目です。
アイテムクリエイトによるアイテム作り込みに、今回もハマりました。
(カジノがないのはなぜ?)

売春せずともアイテムクリエイトで、お金・アイテムは稼げますし
造ったアイテム(武器・防具・装飾品)でかなり強化し経験値稼ぎもがんがんやれます。

仲間となるのは主人公を入れ、人間が4名・仲間モンスターが4匹。
内主人公+3名(匹)を戦闘メンバーにして自由に入れ替えできます。
好みですが自分はモンスター中心の編成にしがちでした。

「やりこみ」のせいかエロをすっかりと忘れてしまっていて、
回想部屋でHシーンを1つか回想できない状態でクリア。
エロ部分のレビューは出来ないのでごめんなさい。
ゲームは間違いなく面白いですよ。リーズナブルなお値段ですしお勧めです。