Doctor Swimsuitさんのレビュー一覧

闘技場でスライムに負けた女の子が色々されてしまうという内容。
ヒロインや舞台の設定が素晴らしく、それが頭に入っていると何倍も楽しめること請け合い。
本編に入る前に同梱の設定紹介ファイルに目を通すことを強くお勧めします。

プレイ内容はフェティシズムに寄っていて挿入描写はありません。
しかしピッチリスーツの形を保ったまま行われる数々の行為は直接的な描写よりもずっと興奮させてくれます。
私は特に「スーツの股間部が愛液で段階的に湿っていく」という描写が気に入りました。
例えば直接挿入してスーツの股間部を破損させてしまってはこの描写はできません。
作者様のこだわりが生んだ名演出と言えるでしょう。

ゲームのようなダメージログ表記も面白い手法だと思いました。
勢いのある描き文字との対比が相乗効果を生んでいます。
少しだけ複雑な性癖をお持ちの方にお薦めしたい作品です。

悪の組織の女幹部が敵対勢力に捕まりあれやこれやされるというあらすじ。
キャラの立場を活かしたデザイン・シチュエーション展開が見事でした。

マスクとスーツへの並々ならぬこだわりが感じられました。
スーツを脱ぐのは1シーンだけで、その時でもマスクだけは外さないという徹底のしよう。
光沢のある衣装の描写がエロいです。
テキストで外見的特徴に何度も触れられている辺りからも熱い想いが感じ取れます。

オモチャを挿入した状態で街を歩かされるシチュエーションがお気に入り。
普段虐げている民間人に正体バレして……という展開はリアルの民間人としてつい感情移入・興奮してしまいます。
敵対勢力に犯されながら本部の上司とビデオチャットさせられるというのも素晴らしかったですね。
正義のヒーローは登場せず敵対勢力や民間人とだけ絡むのが新鮮でした。

画像数56枚に及ぶ丁寧な導入からこの作品は始まります。
この導入部があるからこそ以降の復讐パートが輝きますね。
1枚毎のテキスト量も豊富でテーマを大事にしていることが伺えます。

ヒロインは5人でそれぞれ3回ずつ行為が描かれます。
衣装やプレイ内容は毎回変化がありバリエーション豊か。
中でも着衣へのこだわりを特に強く感じました。

女の子たちはみんな肉感的で外見は非常に魅力的。
イラストとテキストはスピード感に溢れています。
それでいてボリュームも充分だと感じました。

赤ちゃん言葉を交えて思い切り甘やかしてくれたかと思えば突然罵倒されたり。
やさしいトーンで蔑まれたと思えば今度はまるで心のこもっていない応援をしてくれたりと千変万化。
更に淫語や擬音語も加わり表現がとにかく豊富です。

落ち着いた声の姉とロリっぽさ全開の妹の演じ分けは完璧。
とても1人で演じているとは思えません。
音響編集の力も合わさり「2人に攻められている」という状況に疑いなく入り込むことができます。

攻めの内容はゲーム (勝負) を持ちかけてきてそれに負けるように見え見えのそそのかしをしてくるといったもの。
ノセられ、踊らされていることを解った上で全力でノッて楽しみましょう。
全編良かったのですが特に「姉のセックス搾精　前編」には信じられないほど興奮させていただきました。

変身方法がユニークな正義のヒロインモノ。
その設定ゆえに被害者たちの救助はまず間に合わず、犯されるシーンがしっかりと描かれることに。
敵組織の非道さも伝えることができますし一石ニ鳥の面白い設定だと思いました。

被害者は場所もキャラクターも毎回違うのでシチュエーションが豊富です。
ヒロインの変身シーンは当然描かれていますし、敵幹部の任務失敗お仕置きシーンもあります。
メインの敗北シーン以外にこれだけ焦点をあてた作品は珍しいのではないでしょうか。

キャラクターの表情が特徴的で三白眼・四白眼を多用しています。
それらが好きな方にもお薦めできるでしょう。
もちろん私も大好物です。

変身状態のデザインが素晴らしく好みで、特に下腹部のマークは天才的だと思いました。
まず絶対に破かれてしまう位置なのでそれを楽しめる場面は少ないですが。

プレイ内容は鬼畜でヒロインの表情やセリフも気の毒なものに終始。
しかし画面全体から漂う明るく可愛らしい雰囲気のおかげで悲惨さを感じることはない。
フキダシや描き文字、ヒロイン自体の可愛さや柔らかい色使い等々。

結果この作品はエロさと可愛さの両立に成功している。
店主のスキルのくだりは天才だと素直に感心した。
その後のヒロインの反応も含めて素晴らしいの一言。

また悲惨さを感じなかったのは導入シーンで植え付けられた印象の影響も大きい。
アバウトで身も蓋も無いナレーション。
軽快なテンポの店主とヒロインのやり取り。
独特のテキストセンスでこの世界観へと一気に引きずり込まれた。

本作は二部構成で、それぞれ全く違う内容のプレイを楽しめる。
相手に合わせてヒロインの変身/非変身状態が切り替わるのでシチュエーションがとにかく豊富。
多くのユーザーのニーズに応えてくれるだろう。

CG は美麗で、差分の変化も大きい。
テキストは色分け・縁取りがきちんとされていて視認性が高い。
しっかりとしたナレーションで状況を把握しやすい。
全編を通して丁寧な仕事ぶりが伺える。

一話完結エピソードの中でも話がちゃんと展開していて変身ヒロインものの醍醐味を充分に味わうことができる。
ヒロインの心の動きを重要視し、そこで興奮を増幅させられる方には特にお薦めしたい。

「商品紹介」に記載されているように基本CG 13枚が計2037枚になる圧倒的な差分量が特徴。
膨大な量であるが一枚一枚に丁寧な仕事が施されている。
雑な水増しによる枚数では断じてないので誤解なきよう。

差分の内容はボテ腹、隠語落書き、体毛の有無、精液の有無・多い少ない等。
それらが各キャラクターにコスチューム分用意されている。
コスチュームによっては髪型まで変わるという力の入れよう。
サンプル画像にも収録されているが全員集合絵もあり、もちろんそれらにも差分は用意されている。

そんな数多の差分の中から自分だけの「最興奮差分」を探し出すのがなんとも楽しい。
着せ替え好きの方にもぜひ触れてもらいたい一品。

ストーリー進行は漫画形式、エッチシーンはCG集形式という構成。
登場人物たちの関係性や魔法少女になる経緯がしっかりと描かれている。
特に前者は寝取られ展開には重要な要素なのでありがたい。

エッチシーンはCG差分とセリフで展開される。
シチュエーションは1つだが差分量が豊富でボリューム的には不足を感じさせない。
体位は固定されているが色々なタイプの触手によるプレイ内容は多岐にわたる。

ヒロインの表情が多彩でただ「可愛い」だけではない魅力的なキャラクターに仕上がっている。
1枚目と3枚目のサンプル画像に惹かれたならきっと楽しめるはず。
2枚目のサンプル画像は次回予告で、今作での展開を描いたものではないので注意。
容赦ない追い込みを期待できる次作が待ち遠しい。

多彩なキャラクターにコスチューム要素 (モンスターの場合は更に属性によるカラーリングの変更) もありボリューム満点。
ドットアニメーションのクオリティも高く、質量ともに恐ろしいレベルに達している。
同じモンスターが相手でも使用キャラクターによってアニメの内容が違うという点には驚かされた。

それだけに留まらずゲームとしてもしっかり楽しめるというのがこの作品の素晴らしいところ。
キャラクターごとに攻撃方法が違い、チームメンバーの編成や飛ばす順番にも戦略性がある。
レベルの概念や装備の収集要素もあるのでやり込みプレイにも対応。
ハイクオリティなエロスを愉しみつつ、面白いゲームも楽しむという贅沢体験。

ドット絵鑑賞モードの機能充実っぷりもユーザーとしては嬉しい限り。
本編内の全てのドットアニメーションが見られるだけでなく、左右反転・拡大表示・一時停止にコマ送りと至れり尽くせり。
このモード単体でも作品として十分成立するほど高品質だった。
「お値段以上」とはまさにこの作品の事。