Liste des critiques de とらとらりん

...タイトル名で、大体どんな内容か、わかりました..
つーか、わかってたつもりでした..
　しかし、他のレビュアーの方が書いてあるとおり、予想の斜め上..つーかパラレルな方向に進んでいきます。
　途中で、みるくるみさんの指示に従いたくなくなっても、なんか無駄に巧妙にかつ丁寧に導入が仕込んであり、大体の人は抜け出せないんじゃないか、と。
　ダイレクトな言葉責めは、そう多くない感じはしましたが、指示自体がアレでアレなので、女の子にいぢめられたい人は買って損はないかと。　
　催眠にかかりやすくかつ自尊心が強い人は、われに返った後泣かないように注意しましょう。
　うっかりこの作品買っちゃった全ての人に捧げます。どんまい。

お人形にさせられる、といってもMシチュの音声というより、身動き取れない受身の状態で女の子の愛情あふれる指示を受け入れる、といった感じでしょうか。
　かなりオーソドックスなつくりに感じましたが、奇をてらわない丁寧な導入に、なぜかいっきに頭がぽーっとしてしまいます。なんでなんでしょう。
　聞き手を言葉でしつける、いじめるという描写はほとんど無いに等しいのですが、ときおり羞恥心そのものを弄ばれるような..てのひらで転がされるような..妙な感覚があります。
　聞き終わっても、いつまでも声がそこにあるような..いつまでも頬の上気がおさまらないような..とにかくそんな不思議な感じのする音声、です。

デレツンのツンのパートのみ欲しさに買いましたが、全体を通して聞くとかなりつくり込まれてる感がします。
このサークルさんの、近年の三作品は秀逸ですね(M向けとして)
後半のいじめっこぶりは半端ないです。

紗藤ましろさん扮する女の子が、音を使ってM性癖のある男をイワセる催眠音声です。
常日頃から女性に従属したいと考えている男性向けかと。
逃げようにも逃げられない状況に追い込んでおきながら、ヒドイことをボソボソ言って、アナタを男として終わらせようとしてきますので、泣かないようにしましょう。
聞いてしまった後、あなたは男としては去勢されてしまっているかもしれません。精神的に、です。

誠樹ふぁんさんに、徹底的に洗脳調教される音声です。
彼女は色んな声音を使い分けますが、甘え声のようなトーンは一切出てきません。
静かな、淡々とした感じから、気がつけばやや高圧的な感じに変化していきます。
若干効果音を使いますが、ほとんど彼女の声だけで聞き手をトランスに導き、完全に思考停止に陥らせます。
彼女の催眠系の作品はどのサークルからのものでも世界観が共通しており、聞き手は予め彼女の世界観を知っておくと、より早く深く入れるかもしれません。フリー公開の彼女の音源など聞いて、知っておくのも良いでしょうか。
また、自分の嗜好の有無に関わらず、彼女の言うことはきちんと聞きましょう。
体力も精神力もかなり削がれますので、癒し系催眠のようにそのまま充溢した気持ちで眠ってしまうというというのは期待しないほうがいいかも知れません。
彼女にココロを弄られたい、変態の中の変態さんだけ...どうぞ。

誠樹ふぁんさんのやる気なさげな導入に、うっかり半笑いしてると、気がつけばほらあなた、彼女の世界にどっぷりと。
「うさぎさん」このテーマに深い意味はないようです。
可愛らしいイラストもトラップです。意味はわかりませんが草食男子のことを指してるんでしょうか。
ふぁんさんに色々開発されます。
ふぁんさんに色々調教されます。
ひどい目に合わされますよ?
ふぁんさんにひどい目に合わされたい人、どうぞ。

初めて買った催眠系がコレだったのが運の尽きでした。
普通の人がM嗜好にされるというコンセプトの様です。
が、そういう素養の自覚程度の人も、もうすでにデキ上がっちゃってるドMさんも、聴き終わればおんなじです。

催眠の導入の中で、聞き手は「キミ」と呼ばれます。
そして、語りかけてくる彼女は「概念」...
「お兄ちゃん」とか「ご主人様」「てめー」などの、まあ、あり得ない呼びかけ方が苦手な人、とりあえず買いです。
その場限りというシチュでないだけに、この催眠はもう解けないかもしれません。

誠樹ふぁんさんが出演の音声作品の中では、この作品はナンバーワンだと思います。

この声優さんの声は、なんというか、鈴が転がるような声というか...
とても魅力のある声で、エロイというより癒されます。
脚本としては、どぎつい言葉で{罵倒}責められることはありません。
ただ、緩やかな流れの中でちょいちょい入る「いじわる」に、強いSっ気を感じます。声がかわいらしいだけに、その裏切りが、まあ、たまんねっす。
おまけとして、ひたすら羊を数えてくれるパートもあって、眠れないとき使えますよ。