Ulasan baru

表題作にやられました。
はじめは兄と妹のインモラルな性活、と思いきやその淫靡な関係は母と息子、その母を思慕する青年、と枝葉が広がっていきます。

善悪や淋漓とは全く異なる「でもそこに愛と欲望がある限り、それでいいのだ!」という実直なエロスへの覚悟に満ちた連作集。あらゆるアブノーマルが詰まったお話ですが、根底にゆるぎない相手への愛がある。

3人関係や母子、近親関係での愛欲がこれでもかと描かれる作品集。
性癖を揺さぶられる1冊です。
これだから雨山先生の描くお話は好きさ。

モニターの期限が迫る中、次々と人間を愛するがゆえに、制御サーバーの指令を無視するようになるアンドロイドたち

彼女らをモニターするアンドロイドは不思議がってましたが、本人には自覚がないなんて、ある意味よくできた人工知能ですね…(笑)

今回は、恋人同士になったマッチョ男性が、かつて付き合う前の彼女がそうしたように、寝ている間に…というシチュエーション

同じことを攻守を交代してするなんて、ある意味ロマンチック…なのかな?

意識のない松村を性的に襲う黒子。
サーバーの指示を拒否する黒子を説得しますが、松村を愛していると発情したように止まりません。
すっかり人間の情欲、または愛が芽生えているように見えます。
意識のない人間に対しアンドロイドが何かするのは規約に反するため、緊急事態としてルーが松村を起こしてなんとかその場を収めました。

起きた松村は単純にアンドロイドだから主人を好きなるようにプログラムされていると思っているようですが、黒子はちょっと異常な気がしますね。
とはいえ松村は妻がいる身。
黒子が本気で好きになっていることがバレたらただじゃ終わらない気がします……。
黒子が今後どうなってしまうのか、ますます気になりますね。

痴女社員のアンドロイドくんに続き、なんと部長のアンドロイドちゃんまで暴走をはじめてしまいました
彼女はなんと、アンドロイドの立場で「部長を愛している」と宣言し、寝ている彼とセックスしようとしたのです

「アンドロイドの身で、寝ているご主人様を襲うのはアウト」という倫理規定があるらしいので、彼女たちを統括するアンドロイドは大慌てですが、彼女自身が「迷ったら、専務に連絡するチャンス!」なんて言っていて、「自身も特定の人物に入れ込んでいる」ことには気づいていないのでしょうか?

マッチョ男性の彼女になった痴女さんと、彼のアンドロイドちゃんと格ゲーを楽しんでいるシーンからスタート
アンドロイドちゃんが、首を180度回転させている状態でゲームをしているのが、実に面白いですね(笑)

しかし、恋人同士になったとはいえ、彼女の姿の無防備なこと…
サイドが紐でつながっているだけのチャイナ服姿で、しかもパンツは履いていないという…

こんなの、彼氏はたまらんやろなぁ…

コウジくんはずっとほのかちゃんのことが好きだったんですね。
まぁ、知っていましたけど。

コウジくんはわかりやすくアプローチをしていたのにほのかちゃんは気づかなかったんですね。

ほのかちゃんもコウジくんのことが好きになっていると思うけどいつ自覚するんでしょうかね。

ラストのセリフはなんだかプロポーズに聞こえてきますけど?

インモラル系の短編が多数収録されている本作。
個人的には、『藤波は、咲きて散り』は、かなりお勧めです。
祖母の好きだった「日本の景色」を知るために訪れた金髪美少女。
素敵な自然溢れる田舎で知る、下賤な男たちの欲望の果て。
外国人の着物という「異文化キャラデザ」が、最高に萌える中での「おはだけ」は、とても良かったです。

見た目が幼女。年齢は24歳の合法ロリ嫁の山田・フランソワーズ・花子。ちょっと情報が多くて頭がバグりますが、正真正銘の大人の女性です。
しかし、身体のサイズや言葉遣い、仕草などがどう見ても幼女!
夫と体格差がありすぎて、夫のモノを受け入れられないのが悩みな花ちゃんが、夫婦の営みをしようと奮闘します。
エロいけど、それ以上に花ちゃんの健気さが際立つ作品です。

だいぶハード目なNTR?調教?系の作品。
基本人妻視点で旦那視点は基本無し。人妻が黒人に調教されていくといった王道的展開ですが、途中からはなにかと怒涛の展開が続いていき、そうくるかといった感じの描写が目立ちます。
わりとストレートな内容からは外れているので好みは分かれると思いますが、よりインモラルな雰囲気が好きなら刺さるかも。

2人とも側からは成績優秀、運動神経抜群の火がないような人間のように思われているが、2人とも実は性欲が強すぎて日々日頃からお互いのことを考えてハードな自慰を行なっているという設定が妙にエッチでよかった。お互いの性欲の強さを知った時タカが外れてしまったかのように激しいセックスをするところもとても良かったです。