Nouvelles critiques

『楓と鈴』シリーズの第一作が収録されている単行本です。
まずこのシリーズが好きな方なら購入して損はないでしょう。確実に。

そして本作、というか作者さんの最大の強みはやはり「表情」にあるのではないでしょうか。
女の子の気持ちよさそうな、快感をグッと堪えているような、時として悔しそうな表情は本当に素敵&エッチです。

双子の姉に代わって休職届を提出しに学園を訪れた男が、寝ている学園長を襲うお話です。
意識が朦朧としているのをいいことに、好き放題体を弄っていく展開がとてもエロくて良かったです。
女性の言葉も無視してアナルを責める様子も素晴らしく、そのままバックで突かれて喘ぐ姿がエロいです。
変装していることもあって、女顔のまま犯しているのも良いです。

ワンナイトした女性と同居生活を送ることになるお話です。
酔った勢いで知り合ったばかりの女性を持ち帰る展開がとてもエロくて良かったです。
あくまで導入がメインとなる1話なのでエロシーンは少なく、代わりに登場キャラクターの関係性やストーリー背景の描写が多めでした。
特に人間関係が複雑に絡み合いそうなので、ドロドロ展開を期待したいですね。

童貞の前に突然見習いサキュバスが訪れてHな修行をお願いしてくるという、ありがちだが草食系男子が大好きなシチュエーションですね。私も大好きです。

ヒロインは3人おり、少し変わった組み合わせかもしれません。
魔界からやってきたサキュバスの姫「クルル」は清楚で少し奥手な子。
クルルの妹「リア」は口が悪くて生意気だが姉が大好きな子。
主人公の姉「桜花」は弟が好きだが素直に慣れない怖い姉。

ちょっぴりコミカルだったりシリアスだったりすることもありますが、ハッピーエンドを迎えますのでご安心を。

イラストに関して作者が描くヒロインの特徴としては、やはり乳輪がハッキリとしている点ですね。好みが分かれるところだと思います。

以下、収録作品
「クルルコントラクト!#1～#8」
「ひとりよりふたりで」 ※クルルコントラクト!とは別作品
「クルルコントラクト!～Re-contract～」

ロリ化とか妹レズとか寄り道しすぎてて話数が9話もある割にはTS物としては内容が今一つ
TS物として読むなら話数としては全4話と短いが同作者の「女の子?」の方が
内容が好みだった
オチとしてはこっちは女に堕ちるバッドエンド(TS好きとしてはグッドエンド)
女の子?は男に戻るグッドエンド(TS好きとしては基本バッドエンド)と
住み分け自体はできるオチではある物のこっちは最終的に主人公がイキ狂いしすぎてて
精神描写・内面描写がほとんどされてないのでTS物としてどちらか薦めるなら女の子?の方を勧める

おクスリパワーでえっちしちゃう作品。
舞台は化学部。世紀の発明家である部長に振り回されて…という流れだけど今回スるヒロインは部長ではなく同じく平部員の女の子。ゆるふわ系後輩ちゃん。
ストレートに媚薬なのではなくクスリの副作用で…というのがハプニングえっち感あって良いですね。
嗅げば嗅ぐほど発情してしまう香りを漂わせるクスリ。うーん欲しい。

えっち要素は後輩ちゃんとしっかりセックス、同級生の幼馴染のオナニー、部長さんの生徒会長脅迫えっち。
と登場するヒロイン全員に見せ場があり満足感の高い1冊でした。

飲食店で働いていた女性が常連客の男の紹介でラブホの清掃員として働くことになるお話です。
仕事の途中なのにAVを見ながらオナニーにふけってしまう様子がとてもエロくて良かったです。
清掃員の恰好のままというのがちょっとエッチですね。
また回想ではあるものの、他のカップルがセックスしているのをドキドキしながら覗いているシチュエーションがエロかったです。

ムチムチ巨乳ヒロインとコミカルでえっちな展開になるような作風で、悲しいときや何かに悩んでいるときに読むと元気になりますね。
逆のパターンもありますが、Hなヒロインに巻き込まれる形でSEXしちゃうシチュが多いです。

プレイについてはとにかくガンガンヤリまくる感じで、パイズリや乳吸いのようなおっぱいを使ったプレイは無かった記憶です。乳揺れを愉しむタイプですね。

ヒロインの共通する特徴としてはお尻のデカさと乳首がまるで吸ってくださいと言わんばかりのサイズ感、そしてほんのり大き目の乳輪でしょうか。

ちょっぴりおバカなエロが好きな方にはオススメできると思います。

それぞれに特色のある三作品のサキュバス百合アンソロジーです。

テンポも良くて、絵柄もそれぞれ柔らかそう、正統派、線くっきりで読み飽きません!プレイの基調は発情百合、サキュバス要素はそのエッセンスって感じで、あとがきにあるように、導入RTA要素が強いかも?

でも、どのサキュバスちゃんもキャラが立ってて、特に、三作目の博多弁サキュバスちゃんは、色々詰め込まれてるなーってなりました!

プレイ自体も、汁気が多めで、絵柄の読み応えは十分!

めいめいが思い思いに書き記した百合アンソロジー、おすすめです!

巻頭カラーで五月雨せつな先生の「バックステージ!」は妹系アイドル2人とそのマネージャーとのお話で、清純そうな2人のアイドルが実は相当に性欲が強く、ライブ会場ではステージの合間にマネージャーを誘って3Pを行います。
先生の胸の描き方が特に好きで、今作では2人の女の子の大きさの対比も良かったです。Hが終わって再度ステージに立ちながらもスカートの中から液体が垂れ続けている様子も良いです。