新着レビュー

雑誌ゆえに様々なタイプの作品が収録されています。
現代が舞台のものや妖怪がいる時代物系、ファンタジー系もあります。
内容もビッチ系やこれから恋仲に発展しそうな感じなものから、闘うヒロイン完全敗北の苗床化までと様々。
個人的には実は全てが魔王様手の平の上でしたという魔法少女ものが、ヒロインにとって精神的にも肉体的にもハードな内容で印象に残りました。

男性器を舐める?! それを入れちゃうの?!
……みたいに、エロ知識が皆無な住人たちが驚きを露にする。
異世界モノのド定番な反応が、エロ関連で見られるのが新鮮で面白いです。

無知だけど、大人の身体で。
そこに今まで知らなかったエロが放り込まれ、自分では抑えきれない強烈な欲求に支配されてしまう。
ケモ耳の女の子たちが、覚えたてのセックスに夢中になるんです。
やっぱり性欲は、三大欲求に数えられるだけあるなと。

恋愛もあります。
エロという新しい刺激をくれて、誠実な主人公に女の子たちは惹かれていく。
主人公は漠然と相手の感情が分かる能力があるようなので、これが今後どう活きていくのかも楽しみです。

生物学的に生殖はすなわち子孫を残す行為ですが、その点はファンタジーならではの方法で解決されていたり。
そもそもセックスしないなら、どうして性器がついているのか疑問に思ったり。
18禁のない世界観への掘り下げも丁寧です。

アヘ丸という名前のとおり、全作品で女の子がアヘってNTRされています。
そしてシチュエーションは様々で、全部が全部続きが読みたくなるに間違いなしでしょう。
値段に似合わずのボリュームで楽しませてくれること間違いなしの作品です。
特におすすめは「ご近所NTR付き合い」ですね。背徳感が最高にえろいのでおすすめです。

れむ先生の単行本2冊目です。
すべての女性を胸や尻がすべて肉付きの良い女としてして書いているので、むっちり好きにはたまらない一冊です。

以下、個人的に気に入った話を記載していきます。

作品名:うり☆ぎゃる
名前:相原りざ
特徴:褐色ギャルJK
オタク君がパパ活しているギャルを堕とすお話です。
一番最後のまんこからザーメン垂れ流している写メはお気に入りです。

作品名:人妻ソープ ～過去の清算～
名前:麻美
特徴:清楚系人妻
過去にチャラ男の借金肩代わりして結婚後旦那に内緒でソープランドで働いていたら過去のチャラ男と再会して墜ちる話です。
アクメ顔さらして種付けされているシーンがとてもいいです。


ヨトギ村 ～ある田舎の奇習～
名前:タエ
特徴:清楚系人妻
表紙にある女性がメインキャラの漫画です。この単行本で一番お気に入りの話です。
限界集落に来た都会の医者が田舎の夜伽を受ける話です。
女性のほうが非常に積極的にセックスを誘ってきて最終的には妊娠するようです。
初めて夜伽をするときに全裸で正座しているシーンは最高です。

異世界のケモ耳住人たちは18禁の概念を持ち合わせていません。
無知がゆえに素直で純真。
でも知らない18禁的なものには、どうしてか心惹かれる。
そんなロリ系のシチュっぽい感じで、大人の体つきに成長した女の子たちが戸惑っているのが、何ともアンバランスでこの作品のおもしろい要素だと思います。

発情度合いも普通の女の子たちとは一線を画します。
メスの顔をさらけ出し、発情した分だけひたすら求めてくる。
それはケモ耳少女特有の物なのか、はたまた秘められた三大欲求の一つを呼び起こされたからなのか。

罪悪感を感じていた中出しも2巻ではもう吹っ切れて。

Hスイッチが入った女の子たちをセックスで鎮めつつ、繰り広げられる恋愛模様も見どころです。
一直線ですっきりしているので、見ていて温かくなります。

コミュ障の少女が、唯一かまってくれる先生を離さないために一大決心をし、先生に媚薬を盛ってセックスに持ち込む話です。
コミュ障でまともに目も見れない、話も直接出来ない少女が必死になって先生を繋ぎ止めようとする健気さと、徐々に快楽を覚えていき、乱暴にされることにすら興奮していき乱れていくМっ気が良かったです。

バイトちゃんと付き合うことになってピロートークで愛を確かめ合っているとどこか引っかかることがある店長。自分を好いてくれて大事な女の子であることは間違いないのに愛していると素直には言えない感じです。その後もイチャラブで一緒にお風呂に入ったりしましたが気持ちが乗り切りません。さらにもう一人の自分が出てきたりしてどうも苦い方向に行きそうです。

マッチョ女の危機に対して胸糞悪い展開を嫌う男がヤンキーを止めに入り、タイマンになります。ナイフを使い殺意もあるバトルでヤンキーの人殺しをも厭わない凶悪さが浮き彫りに。リーダー格の男も邪悪さがすごいです。それでもなんとか抗生物質を手に入れたり脱出に成功した真面目グループ。その夜にマッチョ女からパートナーへキス。あんなことがあったので高ぶったのでしょうか。

会長に試される形で最初のミッションとして女を襲うように指示された銀次が覚醒し一線を越えるかと思われましたが、覚醒が解けて強気な女にあしらわれてしまいましたが取引としては成立。何だか気には入られたようです。乱交パーティーに違和感を感じていると、会長から次のミッションが指示されます。あらゆる女を抱けと。刺激的でした。

海野螢先生の作品はショートカット×ひんぬーが特徴の一つでもありますが、他の作品も読んでみれば明らかですが、ディープな知識や含蓄、それらを素材に紡がれたSFを主とするコンセプトやテーマを1話から1冊にすっぽりまとめて描かれるところが真骨頂かと思いました。

エロマンガにしろエロゲーにしろ、1990年代から2000年代の、いわばエロ・グロ・ナンセンスとカテゴライズされるジャンルではあったものの、ややマイノリティな立場だったからこそ自由に作者の主張を作品に投影してきた方々の一人ではないかと。

現在、賛否両論となっているAIをテーマにしているのも、先見の明があったのかな。SFだけど、決して絵空事ではない話…考えさせられました。