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旦那は日本人、奥様はロシア人。
旦那の故郷の村にあいさつに訪れた白人妻が……という、良くも悪くも王道の展開のお話で、前、中、後の全3話の構成。

奥様の肌はもちろん、瞳の色素は薄く、髪から眉毛にいたるまで白色に処理された絵で、個人の好みはわかれるだろうが、スラヴ系というか、白色ロシアのイメージが浮かびやすい。

集まってきた村の連中に囲まれ、怪しげな酒を飲まされ、ぼうっとした表情と意識のままに『儀式』という名の輪姦にさらされる。
シチュそのものは悲惨だが、奥様の意識が曖昧な描写もあって、それほど悲惨な感じはせず、ただただ流されるままに快感も告げる様子は……こう、泥酔姦の印象。

前話は村の連中による輪姦行為で終わるが、中編からは輪姦の記憶とともに刻まれた『快楽』が奥様を繰り返し『酔わせ』、綻び崩れて行く感じの展開になっていきます。