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お屋敷づとめ。のオムニバス作品です。
今までのお世話係さんたちが複数出てきて華やかな作品ですが、
これまでの作品が耳かきなどの癒しを重視していたのに対して、
こちらの作品はオイルびっちゃびちゃに塗りたくって
お色気お姉さんたちに耳舐めされていじめられるという印象が強い
R‐17.9くらいのアブナイ作品となっています。
キャラいっぱいいるし次に買う作品の参考にしようという人には
同シリーズの中でも雰囲気が違うのでお気をつけくださいと言っておきます。
この作品はお世話係さんたち同士の掛け合いといちゃつきをメインにした
シリーズ愛好者さん向けのファンディスク的な感じです。
しっとり重いセックス依存の女の子を描いた作品です。
少女ではあるものの、無知ではなく無理やりでもなく、
お金に目が眩んだわけでもない。
自分の欲望に振り回されている部分は子供らしくはありますが、
自分の中心にある渇望を理解して自分を満たすために
他人を誘惑する姿は妖婦としか言いようがありません。
それぞれのページ数はそこまで多くないのに
これだけの心情描写ができるとは素晴らしい作家だと思います。
大切な人を失った二人が足りないものを求める作品です。
もっと一緒にいたかった、もっと伝えたいことがあった。
誰にでも少なからず当てはまるからこそ死別系は
いろんな人に刺さるものだと思います。
失ったことを呑み込めないから互いに八つ当たりして、
ふとした瞬間に本音をこぼして慰めあって、
そうして折り合いを付けて前を向けるようになるというのは
いつ見ても美しいものですね。
2022年12月27日
セクシー系と騙されAV撮影をさせられるお話です。
プライドばかり高く気に入らないことがあると周りに当たり散らす
いかにもな高飛車女がアイドルとしては若くない体を蔑まれながら犯されます。
ひどい目に合いながらも上に行くチャンスだと野望を滾らせる上昇志向は
思いのほか大物になりそうな気配をさせつつも続編がないのが惜しいですね。
気の強い女が蔑まれながらメスに目覚めていくのが好きな人にお勧めです。
2022年12月27日
一度思い出してしまった快楽に負けてしまうお話です。
自分を襲った相手は引っ越しで居なくなるとわかっていて
そのまま疎遠になってしまえばいいものを、
快楽に目覚めてしまった身体はもはや止められないようで
襲われるとわかっていて自ら襲われに行ってしまいます。
文字だけではなく、絵ですごく敏感な体をしていると伝わってくる作品です。
2022年12月27日
好きになり始めた少年の家で因縁の相手に会う作品です。
同年代の少年とのウブなお付き合いの話と見せかけて、
その少年の兄に再び襲われるというまさかのBSS展開、
いや過去に襲われていたならBSSですらないですね。
少年が哀れでなりません。
相手は兄の顔を思い出すだけで条件反射で濡れるほど調教された少女、
タケシ君は兄に勝てるのでしょうか先が気になります。
正解を模索する父親のやり直しのお話です。
本編の単行本を買うか迷っているところに見つけて買いました。
凌辱系専門の作家さんだと思っていましたがそうではないようです。
正しくあろうとする父親の力強さや、本気で幸せそうな娘の顔が描け、
そして短編ということで重くなりすぎないよう雰囲気を壊さずに
ギャグシーンを挟める構成力など総合的な技量がとても高いのが
作品を見ていてよくわかります。
同じように迷っている方がいたら買うのをお勧めします。
2022年12月16日
常識のある弟と嫉妬から愛情を抑えられなくなる姉のお話。
相手が自分の親友だとしても、むしろなおさらと言うべきか
自分の方を見て欲しいと思う乙女心が可愛らしいです。
双子の半身だからこそ誰よりも一緒にいて誰よりも距離が近くて
誰よりも愛情を向ける相手になるのでしょう。
この軽くない感情をストレートにぶつけてくるのが
この作品のとても好きなところです。
2022年12月16日
高度な幻惑と本物で惑わせてくる作品です。
壊れたら記憶と引き換えに傷を治して放り出されるという、
何度でも初見殺しできるシチュとてもおいしいですね。
身体が本物だと信じ込めば実質本物となるというところがこの作品のミソです。
本人は正気で体も動くから催眠モノのようで催眠でない、
触手モノのようでその触手は存在しないものだからこれは触手モノでない
どちらの作品とも違う不思議な感覚で読むことができる作品です。
2022年12月16日
無防備なところを義理の息子に襲われる話です。
父親息子、母親娘の連れ子の再婚。血は似るものです。
思春期の青年の前に熟れた色気を出す女性が無防備な姿をさらしている。
しかもおそらく性癖ど真ん中ともなればケダモノになってしまっても
しかたないことかもしれません。
再婚したてでまだ上っ面だけの家族だからこそのシチュエーション!
母親は母親で背徳感で興奮するというまさにお似合いな家族です。