メリーさんs recensionslista

秋野かえでさんの音声ということで購入しました

最大の魅力は女の子の可愛さです
設定は聞き手の先輩ということになりますが、お姉さん感は強すぎず、近い距離感で接してきます。個人的に序盤の勢いで振り回してくる感じが好きです。

兎にも角にも秋野さんの演技がいちいち素晴らしいです。
コミカルな部分から甘々な部分まで、シーンによって色々な顔を見せながらも1人のキャラとしての魅力が仕上がっていてとても活き活きしています。
音声ではありますがちょこちょこしてる小動物みたいな女の子が目の前に浮かぶようでした。

流れとしては捻りのようなものはなく、わかりやすいです。可愛いなーと思いながら聞いているだけでも十分楽しめます。

難点はボリュームのバランスです。小さいところは本当に聞き取りづらく、そこだけが少し勿体ないなと感じました。

サンプルで気に入ったり、秋野かえでさんが好きな方であれば買って損は無いと思います。

主に登場キャラのレビューになります

ディーナ:黒くぴっちりしたボンテージのような衣装がエロいサキュバスです。ボクっ娘であることからも伺えるのですがいい意味で子供っぽく、人懐っこいところが魅力です。
傾向としてはストレートに身体で堕としに来ます。肉体的快楽に対する甘い誘惑を前面に押し出してくるので純粋にエロく、奴隷に堕ちるのを楽しめるかと思います。
あとは可愛いです。勝負中の容赦の無さと、日常に見える無邪気さのギャップが程よく、快楽とは別に男としても魅了されます。
終盤の頃には自分も完全に魅了され、心身共に彼女のものになりたいという願望を持つようになってました。ある意味理想のサキュバスです。

スルーア:白を基調とした清楚なカラーイメージの装いですが露出が多いので結局エロいサキュバスです。
丁寧口調で静かに喋る面と、淡々とクールに喋る面の二つの顔を持っていることが特徴です(二重人格ではなく意図的に使い分けてるそうです)
どちらかと言うと精神面で堕とそうとしてきます。混乱するような言葉で手玉に取られ、終始翻弄された挙句奴隷に堕とされる完全敗北の気持ちよさが味わえます。もちろん肉体的快楽も存分に与えてくれるのでその点は問題なしです。
ウソが鍵になっており、禁忌に触れているという破滅的な背徳感がかなり強いので、彼女に依存していくような気持ちでした。



全体で気になる点を挙げるとすれば、スルーアはもう少し脱いで欲しかったかなぁという感じです。ここは好みの問題ですね。

元々音声作品を手掛けていた為か、テキストやセリフがしっかりしており、引き込まれます。プレイが終わった後、本気でサキュバス召喚の儀式を始めようかと思いました笑

余談ですが作中にある催眠はちゃんと効果があります。個人差はあると思いますが本来催眠とはそういうものですね。

前作までの擬似RPGとは違い、今作は完全なRPGとなっています。

・シナリオ
前作と同様、王道ファンタジーです。
初見だとポップなタイトルやジャンルからイメージしづらいですがかなりシリアスな展開が繰り広げられます。が、重すぎる話ではなく、随所にコミカルなネタも散りばめられていいるので楽しく見られると思います。

・キャラクター
主人公を始めとして前作のメインキャラはほぼそのままメインで登場します。勿論新キャラも出ますので前作既プレイ、未プレイの方でも楽しめると思います。

そしてこのゲームの特徴の一つとして敵として登場するモンスター娘を仲間にすることができます。一般の敵はほぼ全て仲間にできるのでかなり数が多いです。

基本的に主人公以外突出して強いキャラもいないのでキャラによる性能差もほとんど出ません。なので好きなキャラで戦うことができます。
ただ戦闘中カットイン演出の有無の差などはありますが(笑)

繰り返しになりますがとにかくキャラが多い(ストーリーに絡まないキャラを除いてもかなりの数)のでかならず好みの子が見つかると思います。


・音楽
今作もまた良質な音楽が盛り沢山です。新曲も多数あります。
個人的にこの前章の最後で戦う敵の戦闘曲がかっこよくて気にいっています。


・Hシーン
前作にいたキャラは大体使い回しです(笑)
しかし新キャラも多いので十分楽しめました。
ただ今回はシステムの都合上戦闘で負けると強制的に街に送り返されるので前作のように開幕降参がやりづらいです。一応敗北しなくても回想は図鑑から見られますが。


・総評
難易度ノーマルでプレイしてクリアまで30時間でした。値段に対してかなりのパフォーマンスだと思います。しかもこれまだ前章です(笑)

RPGとしての完成度も非常に高く、RPGが好きな方は楽しめると思います。