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いろんな子がいるからこそ世の中面白いんだよな、と再認識。
学園(特に校長)や家族(特に父……とお姉ちゃん!)などにフィクションならではの設定がありつつ、
ストーリーの展開や事件などには大きな無理がないのが、
良くも悪くもこの作品の特徴です。
ものすごく感動的なストーリーや大事件が待っているわけではないのですが、
どのヒロインのストーリーも、この年頃にありがちな悩みと絡んだそれぞれ良いお話。
日常+αレベルのストーリーを楽しみにしている方なら、きっと満足されると思います。
この作品の魅力の1つは、登場人物が最後まで活きているところです。
ヒロインが多い作品の中には、あっという間にストーリーが分岐して、
その後はほとんどの登場人物がフェードアウトしてしまうものもあります。
この作品では、共通ルートが丁寧に描かれているのでどの登場人物にも存在感があり、
分岐後もその他の登場人物との絡みがあって生活に現実味があるのが良いところ。
作業をしながらオートモードにしていても安心して楽しく聴いていられる作品です。
もう1つ、この作品の良いところを挙げると音楽でしょうか。
それぞれのシーンに合っていて、ストーリーや声の邪魔をしないので、
上にも書いた作業BGVにぴったりです。
ちょっと違和感があったのが、立ち絵と一枚絵の違い、
それから日常パートとHシーンのキャラの声の違いでしょうか。
そこだけ取り出せば別に変とか下手とかいうわけではないのですが、
他の部分との違いが気になってしまいました。
それにしても……美風ちゃんが不遇。
一番普通だから仕方ないのですが、姉でありながらキャラ紹介でも唯一妹の後に書かれてますし。
立ち絵もなぜかデフォルトが不思議なポーズだし。
それでもちゃんと存在感はあったのが、この作品の良さなのでしょう。
設定や絵に魅かれた方には迷わずお勧めできる作品です。
ちょっと拗ねた感じ、まごまごした感じ、優しく語りかける感じなど、表情の変化にわざとらしさがなく、聴きやすく仕上がった作品です。
台詞がわりと短く区切られているので、もしかすると違和感を覚える方もいらっしゃるかもしれません。ただ、「久々に帰ってきたお兄さんの布団にもぐりこんだ妹」という設定ですから、話し方がたどたどしいのは臨場感を増しているようで、私は気に入っています。
一回し30分弱ですが、BGMのようにして繰り返し聞いていても全くくどくないのは、初ノさんの柔らかい声ならではでしょうか。夜中に静かな部屋で聴きながら仕事をしていると、あまりにはかどるので驚くくらいです。
自然体の優しさを感じられるボイスドラマ。おすすめです。
ほかの方もレビューされていますが、どの部分も丁寧に作られていて、分量・質ともにとても素晴らしい作品です。
声については好みがあると思いますが、割と素直な、普通の女の子の声なので受け入れられやすいのではないでしょうか。ちょっとした表情(や人物)の違いをうまく演じられていて、日常生活の部分が魅力的になっていました。また、立ち絵や風景、イベントCGについても雑味がなく、長い間眺めていたいと思わせるものでした。
あえてネックになるかもしれない点を挙げると、ストーリーに意外性があまりないところでしょうか。私は意外性を求めていないのでまったく気になりませんでしたが、他の作品のレビューなどでときどき気にする方がいらっしゃるので念のため。
この価格帯の作品はそれなりにプレイしてきましたが、オートのままで一度もスキップすることなく最後まで聴いたものはもしかすると初めてかもしれません。数時間にわたりますし、途中心が締め付けられるような場面もありますが、何かをしながらでも楽しんでみてはいかがでしょうか。
難易度のそれなりに高い逃げ回りゲーム。
個人的にはソフトウェアキーボードだとかなりきつく、
ハードウェアのキーボードだとちょうどよいくらいに感じられました。
アニメーションは、リアルさを前面に出した最近の作品と比べると一世代前のような感じがします。
ただ、複数人に(暴力的でなく徹底的に性的に)責められるというシチュエーションはこの作品ならでは。
回想モードに対応するムービーデータはもちろんのこと、
個人的には衣装を買って好きな衣装のキャラをステージに増やせるのがツボでした。
更衣室イベントがあるなら女子トイレイベントもあってよかったかも……と思ったりもしつつ、
サンプル画像に惹かれた方には間違いなくお勧めの作品です。
2019年06月27日
5年以上前の作品なので、3Dアニメーションとはいえサクサク動きます。
アニメーションのサイズは小さく視点も固定ですが、端末を選ばないので高画質・高負荷とはまた違った良さがあります。
他のレビューや公式サイトにもあるように、少ない周回数でのクリアは難しいと思います。
周回はそれほど大変ではないので、周回してパラメータを上げつつ戦闘にも慣れるとよいでしょう。
特徴的なのはオートセーブで、プレーヤーの意図的なセーブはできない仕様です。
プレーの途中から別の戦略で進めてみる、といったことは基本的にできないのが少し残念。
逆に、こまめにセーブをする手間はかからないのは良いところでしょう。
敵やシチュエーションは多彩です。
あまり好みでないものは極力見ずに済むように工夫しつつ、
好きなものを適度に入れながら浄化も進むようにバランスをとってゲームを進める、
というのも1つの楽しみ方ではないでしょうか。
サンプル版でもわかる通り、優しい感じの女の子です。
決してきつい言い方はせず、過激なことを言うわけでもありません。
(いや、普通でないことは色々言っているのですが……変な病み方が感じられないのです)
ただ、優しく快感を与えてくるだけ。
この絶妙なバランスの作品って、意外と少ないんですよね。
こればかりは好みの問題になりますが、私としてはとても好きでした。
あと、随所に散りばめられたキス音に臨場感があって、
パンの振り方も工夫されているのがよかったです。
最後の甘々なところも微笑ましい感じ。
久々のおすすめです。
嬉しいときの笑い方がちょっと独特な女の子。
離れるのを嫌がったりいちいち強がってみたりと、年相応な感じが可愛らしいです。
割と年の差があるのに「春人くん」と呼んでくるのも面白い。
選択肢はありませんし大きなドラマがあるわけでもなく、分量も短め。
ヒロインも一人なので、真琴に惹かれない方にはお勧めしづらいところがあります。
とはいえ、主人公とヒロインの掛け合いはなかなか楽しいもの。
嘘と言ってもばれない嘘はつかないし、お仕置きも決して暗くはない。
真琴の愛情表現も直球なので、ちょっと笑顔になりたいときにお勧めです。
2015年12月19日
前半は媚薬ということで、女の子たちも積極的になる展開。
後半は催眠お仕置きということで、ほぼ一方的な展開です。
前半と後半で趣向が異なるので、好みが分かれるかもしれません。
ただ、どちらもそれなりの分量があるので、どちらかだけがお好みでも大丈夫かと。
後半も一方的とはいえ、陰鬱な感じは全くありません。
(前半の媚薬は少し時間がかかりますが、後半はあっという間に催眠にかかってしまいます)
女の子のとろけた顔が可愛らしいので、前半の流れで全編通しというのも見てみたい感じがしました。
サンプルにピンときた方には是非おすすめです。
シーンとしては2つで、元同級生3人のものと、そのうちの1人の職場の女性たちのもの。
ページ数としては前半の方が少し多いくらいなのですが、
後半の方が色々と詰め込まれて分量が多いように感じます。
この催眠はごくわずかな間に深くかかってしまうようで、女の子たちが戸惑うのは一瞬だけ。
催眠にかかる過程を重視する方はご注意ください。
逆に、お手軽にハーレム状態を楽しみたいという方にはとてもお勧めできます。
そういえば、社長さんのスーツ姿以外は基本的に裸のみです。
これだけページ数があるので、もう少し下着姿などもあってよかったかな、とは思いました。
とはいえ。責めるだけでも受身なだけでもなく、分量としては価格相応以上。
色々なシチュエーションでかわいい女の子との絡みを楽しめる良作です。