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2016年01月22日
ねんねのおともに、と購入しました。
作品を再生すれば、あなたは「アリス」。
おひるねを肯定してくれるどうぶつたちのクスッと笑えるささやき。
聴き所は、幼さと妖しいコケティッシュさが同居するハートの女王様!
初めこそ、女王様にはおひるねを手厳しく叱咤されてしまいますが、
それもまたおひるねのおともに心地いい。
そして、女王様もまた、あなた(アリス)の添い寝ですやすやとおひるねの世界へ…。
甘い甘いやさしい世界観で脳みそをからっぽにできること請け合いです。
イベント線画はほぼ網羅。
ゲーム中以外のイラスト(テレカなど)はあまり収録されていません。
元ネタ、キャラクター設定はこれでもかと曝け出されてファンにはたまらない。新たな読解の手引きとして必携の一作です。
陰毛の生え方や骨格肉付きにもキャラクター性を託しているなんて。
個人的には、目黒御幸ちゃんの体型を形容した「処女太り」が腑に落ちました。難しいお年頃ならではの体型設定。他の女の子たちもそれぞれに理由があっての容姿設定がされています。
ゲームをしただけではわからない情報がみっちり。これぞ設定資料。大満足です。
錯良紗玖様のお声は初めて拝聴しました。
悲鳴・苦痛の演技バリエーションがとても豊かで、
お声だけでもどういったシチュエーションなのかと想像力をかきたてられます。
「心痛系」の「素」っぽさのある台詞(ごめんなさいなど)も大人の女性の静かな凛とした雰囲気があり、耳に心地いいです。
そのギャップとして、「萌えキャラ系」のボイスは、上記のような「大人の女性」が心をゆるした相手にだけ甘えてくるようなキュートさがあってキュンとしました。
真面目な上司、憧れの保険医の先生、生真面目で頼れる姉、のようなイメージです。
2015年02月02日
2015年02月02日