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2022年01月09日
追加パッチ。本編が必要なので要注意。
それなりの値段設定で、本編が必要ってなかなかの強気。
ただし、それも当然と思わせる内容。
そもそもがかなりの量のあるエロシーン、しかもテキスト多めだったのに、そこのヒロインがフルボイスになるってんだがら、たぶんコスト的にはこれだけでも本編よりもかかっている。
一番のウリであろう追加エロは、浮気継続エンドの続きという、一番おいしいシーン。
元のエンドのシーンではぼやかされていた、ヒロインと寝取り男との関係の変遷が、みっちりと描かれている。
ちょっと本編よりもヒロインの流されっぷりがひどいように見えるのは、サークルのチョロイン押しがあるせいだろうか。
一応、おまけに別の女のエロシーンもあります。
カップルとその友人でスキー場へ行ったら、本当に偶然、カップルの彼女の方と友人が一緒に遭難。
避難小屋で一夜を明かすことになる。
タイトル、あらすじに偽りなく、あくまで「仕方がなく」というきっかけで、「一夜」限りの緊急避難的肉体接触、もとい浮気セックス。
なんか男の方がウマい事はめて状況に持ち込んだとか、元から女とヤルつもりで計画を練ってたとか、そういうのではまったくない。
たまたま状況ができちゃって、ちょっと自分の欲望に忠実なだけの男だからセックスしたいのを隠しもしないし、そしたら、女の方も状況に流されてその気になっちゃった。
本当にそういう、「単なる一夜のあやまち」というシチュエーションをちゃんとやってる。
状況や設定が外れることなく、ちゃんとあらすじから期待される内容でまとめている、結構レアな作品。
2021年12月21日
ちょっとしたきっかけから関係が生まれた女の子と、彼女の自分からは見えない面に悩みながら、想いを育む。
妙な表現ですが、素朴な印象です。
そしてこの素朴さは、寝取られ物が氾濫して、当然のように消費されている現代では、成立させるのが難しいように思います。
発売日近辺の2014年というと、寝取られ物が完全にジャンルとして成立しきって、作品が増え始めたようなタイミングでしょうか。
少なくとも2021年現在のような、寝取られジャンルの作品が発売されない日がない、みたいな状況ではなかったはずです。
当然に内容もそのときの寝取られ物といった感じです。
今のような、ジャンル内で細分化されたシチュエーションがアピールされることはないし、寝取られ展開というパターン化された作者読者の共通認識もない。
実際のところ、現代的な視点で見れば、この作品は寝取られテイストの純愛物になります。
しかし、当時はこれは寝取られ物の作品として製作されるもので、受け手もそのように見ていた。
その辺の時代観も込みで、今見ると味わい深いと感じました。
ちなみに、おまけの主人公の友人視点の妄想が、寝取られ的には一番興奮できました。
2021年12月03日
2021年12月03日
2021年12月03日