じゃふぇあさんのレビュー一覧

ゲーム性は控えめでシステム的に不親切な部分もあるが、惜しげもなく投入される多種多様なグラフィック、確かなこだわりを感じられるエロシーンの構図やシチュエーションと、インディーらしい作者の熱量を感じ取れる佳作です。
ヒロイン二人のキャラクターも極端に記号的すぎず、かといって生々しすぎずといい塩梅のキャラ付けとなっており、個人的には好きでした。

おねショタ短編で、プールで出会った見知らぬお姉さんとのエロエロという、男子諸君の夢のようなお話です。流石の作者というべきか、おねショタの「らしい」ツボを的確に押さえた演出や構図、作画で安定のクオリティです。
全編カラーというのも豪華で、コストパフォーマンスは抜群ですね。
ライトだけど妥協しないおねショタエロ漫画の良作です。

作者さんには珍しいファンタジー系の作品ですが、おねショタモノとしては問題なく楽しめます。
孤独な勇者の少年が母性にすがりつき、その使命を捨ててしまうというシチュエーションはファンタジーだからこそだせる、そそる状況設定と言えるでしょう。
欲を言えば全体的にもうちょい長く絡みが見たかった・・・! よかっただけに!

すい星のごとく現れたような気もするモブ姦モノの佳作です。
ゲームの形態をとりつつもゲーム性はオミットされており、むしろ日本的なロールプレイングゲームの形態を活かした、能動的なエロCGとして実に没入感を高めてくれています。
絵もポイントを押さえた画風に仕立てられており、問題なくモブのエロシーン楽しめる一作です。

にわかに同人エロ界隈の一大勢力をなした「モブもの」の良作。
ゲームとしてはいわゆるウォーキングシミュレーターに近く、カジュアルにモブ系のエロシーンを楽しめますが、一部はアドベンチャー的な、頭を使う場面もあります。
グラフィックのクオリティも良好で、構図もなかなかにツボを押さえていると思います。入門にぜひ。

「血は永遠ではない」という真実が明かされ、絶望的な予感をにおわせながら粛々と本作は終わります。

1、2巻通じて、退廃と残酷な描写の中にしばしばテーマ性が見え隠れしますが、なかなか感じ取り方の難しい作品です。
まあただ、至高の絵と演出でお送りされる雰囲気系漫画としてとらえてしまっても十分に楽しめるマンガだったと思います。

ダークかつクールな漫画を世に送り出してきた鬼才・丸尾末広先生の良作マンガ。
一番の魅力は何と言っても絵でしょう! 陳腐な言い方をすれば一コマ一コマが芸術的で、退廃と悪意に満ちた世界観を、しかし卑しさなく、クールに描き切っています。

話もきれいにまとまっていて、救いようのない描写の連続に抵抗がないのであれば読みやすいと思います。

おねショタというジャンルにおいては定番かつライトなシチュエーションである姉の友達という状況設定ですが、作者の技量によって問題なくおねショタ特有の背徳的なエロスを堪能できます。
絵のうまさはもちろんですが、とにかく構図がよくわかってるというほかなく、母性にすがりたいという欲求を確実に満たしてくれます。
入門用におすすめ。

お姉ちゃんの友達って言葉の響きがもうちょーえっろいですよね!
本作はそんなリビドーと期待を問題なく満たしてくれる漫画だと思います。
女性はもちろん男の子もちゃんとかわいいのがとってもグー。
気軽に楽しめるけど決して薄くはないエロス、そんな良作マンガだと思います!

おねショタ好きの人もそうでない人にもおすすめ。

何とも言えない怪しげな電子音とぎゅんぎゅんうなるギターのサウンドが楽しいM1、短い時間の中にアバンギャルドな展開と挟み込まれる弦楽器の音色がエモいM2と収録の2曲ともなかなかによい音楽でしたが個人的にはM1が好き。
全編通して優れたセンスを感じられたので、次回はぜひ長尺の作品も聞いてみたいと思いました!