قائمة مراجعة Tikuwabu

本作は、国家機密に関わることになった凡人主人公が催眠的色仕掛けで堕とされちゃう催眠音声作品です。
ドラマ性の高い内容などから見ても、「怪しい団体のマインドセッション催眠」と同一のシリーズと言っていい作品でしょう。
あちらと同様、聞き手は作品主人公になったつもりで作品に聞き入り、作中の悪女さんの手による催眠体験を追体験していく形式の作品となっています。

この作品のテーマは学習だと思われますが、セルフメインのエロパートでは、一歩一歩段階を踏んで「秘密を漏らす快楽」を植え付けられています。
最後には国家に大きな被害をもたらす重要なパスワードを連呼しながらの射精が体験できますが、誘導者の女性による指示にのぼせて、実際に大きな声で連呼してしまう方もおられるかも。
ですので、できればある程度声を出しても大丈夫な環境での聴取をお勧めしておきたいところですね。

催眠手法的にも実は「怪しい団体のマインドセッション催眠」と共通の部分が見られます。
キーワードをセットして、それを繰り返すことで催眠状態と興奮を喚起する形式などがそうですが、その意味で見ても、あちらの作品を体験しておくことがこちらの作品を体験する上での下準備になるかもですね。
どちらを先にすべき、ということはありませんし、両方買って両方楽しむと催眠の効果も増幅する、かもしれません。

最初は優しげに振る舞いながら、徐々に悪女スパイとしての本性を露わにしていく野上さんの演技も楽しいものでした。
嘲笑交じりに背徳感を植え付けていく手並みは素晴らしく、疑似的な双子催眠型の誘導はじわじわと聞き手を背徳の深淵に引きずり込んでくれます。

ドラマ性の高い作品です。
背徳感によるマゾ向け快楽を植え付けるような内容は、性癖的に刺さらない方にも刺さってくるぐらい鋭利なもの。
広くお勧めしたい作品ですね。お勧めです!

本作は、悪魔による堕落への誘惑とそれを阻まんとする天使の誘導によって混乱させられてしまう催眠音声作品です。
オーソドックスな堕落狙いの悪魔さんに対し、天使ちゃんはある程度の人間の弱さを認めながら、幸福感で満たして快楽に対抗させようと努力していますね。

基本的には同時誘導による混乱法やダブルバインドによる暗示を用いた催眠誘導となります。
人間は肯定形でしか物事を認識できませんので、悪魔の誘惑に加えて「気持ちよくなることを想像してはダメですよ」と天使ちゃんに禁じられることでかえって気持ちよくなるイメージが強化される形ですね。
合いの手を入れるように暗示を強化していく天使ちゃんには「ダメですよ。……とはいえそうなってしまうのも仕方ないです」などと悪魔さんを肯定するシーンもありまして、そののんびりした様子にはちょっと笑っちゃいましたね。(笑)

絶頂は相反するカウント+誘導による脳イキドライ絶頂と、悪魔の誘惑に屈する背徳系のセルフ絶頂が描かれています。
ドライ絶頂のシーンでは性的なニュアンスは薄めで、カウントによる追い込みもゆったりしたテンポで行われますので、局部より脳でイク人の方が多いんじゃないかという印象です。
セルフ絶頂ではドラマ性の高めなシナリオが組まれていて、徐々に絶頂感に追い込まれながら、天使ちゃんの絶望の声を聴きながら背徳のフィニッシュが楽しめます。

天使ちゃん、めっちゃ良い子で、解除音声における真心などはジーンと来る感動的なものなんですけど、案外快楽肯定派なんですよね。(笑)
なので、ドライ絶頂においては、彼女もまた背中を押すように幸福イキへと誘導していて、なんとなくどこかズレているような感じもあります。
最終的に守護は成功してるんで優秀なんですけど、わりと天然かなと。

少し脳に負担が大きめなので、体力面でだけ注意すべき作品かもです。

本作は、くすぐり責めによる快楽地獄を描いたドラマ仕立ての催眠音声作品です。
ドラマ仕立てという点では既作の「怪しい団体のマインドセッション催眠」も同様ですが、あちらが催眠優位であるのに対し、この作品はドラマ優位のニュアンスがあります。
その意味で言いますと、催眠風ボイスドラマの気風も感じられる作品ですね。

受験当日、受験後の解放感から大学敷地内の庭でうとうとした主人公は、気づけば大学に在籍する先輩によって(開かずの間とされている部屋で)拘束されている。
そこで、徐々に本性を表していく彼女によって、くすぐりによる快楽地獄に堕とされてしまう物語となっています。

ドライ二種による絶頂が楽しめる本作では、「こちょこちょ」や「カリカリ」といったキーワードを用いてこそばゆい感覚を発現させています。
その責めも、二段構えにすることでより深めていっているので、当初は感じるものが少ない方でも徐々に深みにはまることが可能な内容になっていますね。
特に二回目は、実際の動作も交えることで体感を強化していますので、先輩の責めを実際のものとして感じやすい内容だと思います。

基本的にはくすぐりフェチの方向けの作品ではありますが、フェチをお持ちでない方も楽しめる作品でしょう。
特に、プレイ終了後にもドラマが続きますが、そこでキーワードを織り込んである点が心憎いというか。
自分がくすぐり沼の深みに一歩踏み入ったことを自覚させられる一幕でしたね。身体が落ち着いてからのあの囁きにはかなりゾクッと来ました。

くすぐりフェチの方はもちろん、こっち方面のフェチにも興味をお持ちの方にお勧めしたい作品です。
催眠に入れなくても普通にドラマとしても聞けますので、催眠音声ジャンル未経験のくすぐりフェチの方でもきっと楽しめる作品ですよー。

本作は、彼女的存在と一緒にフェスに行ったら女DJさんに寝取られて、マゾい快楽で二人一緒に狂わされちゃった感じの音系催眠音声作品です。
手法的にはショー催眠的な要素を含むというか、彼女の方が誘導される流れが組まれているのは珍しいところでしょうか。
そんな彼女的存在と感覚共有しているがために、倍々に快楽が弾けるとんでもねー作品ですね。

なんといってもマゾ向け大手のキャンドルマンさんとF・A・Sさんのコラボ作。
寝取られマゾ向けの強烈な展開に加えて、異常なまでに執拗な連続絶頂への誘導が為されているのが特徴的ですね。
催眠誘導の重厚感をベースに、テクノ系の音楽に後押しされる快楽の波、そして堕ちた彼女と女DJの二人による強引なまでの絶頂誘導。
この作品でなら、まず間違いなく未経験者もドライ的な感覚を得られることでしょう。

いや、もう、音楽フェス@自宅なのにわりと深刻に熱中症対策の必要性を感じましたよ……。
ホント終わった後は異常なほど汗だくでして……。

注意喚起しますと、完全なマゾ向け、それも寝取られマゾの素養を要する作品ですので、人を選ぶ側面は否めません。
前作「4ジゲントリップ催眠」における自己肯定感を逆手に取るような形で展開していますし、前作の感覚で聴くとえらい目を見るでしょう。(笑)
同じくテクノ系の音楽を素材にした作品ですが、アプローチは真逆ですしね。

※なお、作品としては独立してますので、前作を聞く必要はありません。

人を選ぶ一面を持ちながら、それでも間違いなく名作に当たる作品でしょう。
長い時間をかけて快感を煽り、絶頂してからひたすらドライ絶頂を煽り続ける構成は圧倒的です。
内容的に見て、女性もギリ聞けそうなのがまた心憎いところ。

NTR作品であることだけ確認して、ぜひチャレンジしてみてもらいたい一作です。お勧めですよ!

本作は、サキュバスさんの甘い誘惑に誘われてサキュバスさんに搾られに行っちゃう催眠音声作品です。
重厚な催眠誘導によって彼女の棲む世界に足を踏み入れた聞き手は、魔法コキ(なんて言葉があるかは謎ですが)による連続寸止めドライ絶頂と、彼女との接合による連続過密ドライ絶頂で精気を吸い尽くされてしまいます。

F・A・Sさんの特徴とも言えるだろう、アンビエントテクノのBGMと事前のブラブラ運動が初採用された本作ですが、催眠誘導そのものも丁寧かつ重厚な代物となっています。
階段を下りるイメージを利用して三度にわたって深化を進める構成は重厚ですし、着実に催眠の世界に引きずり込む手管はお見事でした。
双子催眠的な手法はごく限られたシーンでの利用になっていますが、そちらもまた効果的に利用されていましたね。

絶頂シーンは二か所あって、カウントによる寸止めドライと、本番となるサキュバスさんの穴と体で吸い尽くされる連続ドライ絶頂とが用意されています。
前段で絶頂感を学習し、セックス描写によって気持ちを高め、最後は破滅的なまでの絶頂地獄へと導いてくれている。
合間合間、随所で挿入されているマゾ向け罵倒による屈辱感の増幅も効いていて、最後のシーンで絶頂へと昇華されています。
気持ちを高ぶらせ、性感を高ぶらせ、その上で繰り返し繰り返しイクことを要求するフィニッシュは実に濃厚でしたね。

一つだけ指摘しておきますと、序盤のパルス音を利用した誘導がやや音がきつめだったのは注意が必要かもしれません。
続くカウントダウン・カウントアップ同時進行による混乱法的アプローチも、わりとリアルに混乱させられた部分はあったかもです。(笑)

とはいえ、破滅的な快楽が約束されているハイレベルな作品であるのは確かです。
サキュバスさんに絞り尽くされたい系男子の皆様に特にお勧めです。良い作品ですよ!

本作は、催眠誘導をしてくれるお姉さんに見られながら恥ずかしいオナニーが楽しめるセルフ系の催眠音声作品です。
AVなどのイメージ映像を用意した上で楽しむ「映像リンク版」も同梱されていますが、ここでは「催眠音声版」の感想を書かせていただきます。

洗脳催眠シリーズ三部作の最後の作品は、羞恥心を煽られながら、誘導者のお姉さんに三方から暗示を投げかけられ、気持ちよくオナニーさせてもらえるセルフ系の内容になっています。
途上で誘導者の姿を想像させる誘導がありますので、適当に好みの女性を思い浮かべてから作品を聞くとスムーズに事が運ぶかもしれません。
また、セルフによるシコシコでのフィニッシュが描かれていますが、音声の感じからしますと、ドライ絶頂をシコシコでフォローするような感じもあるかもですね。

催眠技術という点では模索の続いた三部作でしたが、三作目における催眠誘導は非常に質の高いものになっています。
エレベーターを使ったカウントアップ、カウントダウンによる深化もスムーズですし、タイトルである「洗脳催眠」のニュアンスも、繰り返し投げかけられる暗示によって実現している。
冒頭のエクササイズ的な導入(身体を動かす指示を含めながら深呼吸を始めています)なども、非常に有効なアプローチだったと思います。
間違いなく三部作で一番深く催眠に入れる作品でしょう。気持ちよく落ちれました。

性的なニュアンスはやや薄めですが、見られることでの快楽や屈服する快楽を植え付けるような暗示の連続は結構洗脳的に効いてきそうな印象ですね。
羞恥系の性癖持ちの方はもちろん、そっち方面にちょっと興味があるくらいの方にもお勧めできる作品だと思います。

本作は、深海に降りていくイメージを援用したマゾ向け催眠音声作品です。
潜水艦アトラクションで人類未踏の最深部まで降りた聞き手は、そこで出会った地球侵略を目論む異星人たちによってマゾ奴隷に改造され、快楽に溺れさせられてしまいます。

前半を占める深海に降りていく催眠導入は実に有効で、このレビューを書いている夏にはとても気持ちのいい心地良さを伴っていました。
アンビエントに加えてレーダー音のような電子音、プクプクとした水音を背景に、左右中央の三方から順次、ゆっくりと誘導は進んでいく。
最初からかなりの量の暗示を入れてくるのでちょっと大変ですが(特に深海生物のイメージを使ったイメージ法は想像力を要しました)、その分、終盤の追い込みでかなりの深度まで催眠に入っていける印象です。

催眠の底で出会った異星人たちは、自分勝手な目的から聞き手を改造しに掛かりますが、快楽漬けにする内容は実に背徳的な快楽を約束してくれています。
子音一つひとつが耳をくすぐるような距離で語られる暗示は実に濃厚で、執拗に快楽を植え込んでくれている。
ドライ→セルフの構成で描かれた作品ですが、そのどちらのシーンにおいても充実したマゾ向けプレイが展開されていますね。

物語構成上途中で誘導者が変化する点と、バイノーラルではありつつ双子的要素はそこまで強くない点だけは注意でしょうか。
作品としては水音をベースに実にリラックスしたムードで楽しめるので、夏の暑い時期には良い感じの作品です。
異星人たちと遭遇した後のSFチックなBGMもまた素敵でしたね。

爽やかでいて、他方で「ヘンタイ」のキーワードを用いた追い込みは濃厚であり、濃密な催眠の快楽を楽しめます。
オールシーズン対応可ですが、特に夏でちょっと性欲が減退されている方にお勧め。
暑い夏のオナニー生活をこの作品で乗り越えましょう!

今作は、音素材を用いて展開される双子催眠系の催眠音声作品です。
CVを担当されている沢野ぽぷらさん&野上菜月さんは「イジゲントリップ催眠」と同じ顔ぶれですが、今回はよりプリミティブな、キャラ性のない誘導者として聞き手を催眠に導いてくれています。

率直に言って凄まじい作品です。
連続絶頂系の作品はそうなる傾向がありますが、鑑賞後に絶句するほどに、この作品もまた凄まじかった。
作品として見ますと、アンビエントの心地良さが催眠へと導き、エロパートでもまた音楽と音を素材にドライ絶頂に到る流れが組まれています。
ただ、何よりも凄まじいのが、お二方による暗示誘導の洪水と、ハイテンポな絶頂誘導のスピード感でしたね。

第九というベートーヴェンの名曲がありますが、あの曲の第四楽章では終盤に Presto という速度指示記号があります。
これは「きわめて速く」くらいの意味で、第九の終盤はこれ以上にない速度で駆け抜けて演奏することを求められているわけですね。
今作のフィニッシュは Presto の記号が相応しいものなのですが、何より恐ろしいことに連続絶頂物でもある。
第九のあの最後の賑やかな後奏。あのスピード感でフィニッシュしたのに、また D.S. で入口に戻され、再び Presto でのフィニッシュへ。
これを執拗に繰り返し行っているのです。本当に執拗です。

正直、途中「これはマジで聞き手を壊す気で作ってある」と(催眠状態でありながら)確信したほどの仕上がりでしたね。
そして最後の最後には、こちらも恐ろしく長い時間の絶頂が描かれている。
リアルに頭がフット―しそうな絶頂を体験させていただきました。

猛烈にお勧めできる作品でありながら、同時にお勧めを躊躇うほどの酷烈な作品です。
万全の体力で挑むことを強くお勧めいたします。こいつはヤベーですぞ。

本作は、支配される快感をベースに、感覚強化の暗示を用いて楽しむセルフ作品です。
カウントダウンを二回用いて二回イク描写がありますので、内容的にはドライ→セルフと見てもいいのですが、基本はセルフの作品と見ていいでしょう。

全体的にスローテンポで進む作品で、その意味でゆったりとした作品ではあるのですが、洗脳というタイトルからもわかるように内容的にはやや高圧的な態度での誘導が行われています。
支配され、言われるがままに感覚を強化されての絶頂を楽しむ作品ですので、マゾ向け作品という点は留意すべきでしょう。

本作は、人気サークルF・A・Sさんの初作であり、洗脳的手法によって自己実現への意欲を高める自己暗示的要素の強い作品です。
バイノーラル音声の特徴を生かした双子催眠的な手法も途中で見られますし、エロい内容も含んでいますが、基本的には洗脳による自己暗示を目的とした作品と見ていいでしょう。

おそらくは、解除音声における定番「自分にとって都合のいい暗示以外はすべて解けてしまいます」といった文言にヒントを得ているのだと思われますが、洗脳的手法で啓発を行うのが主題になります。
さらに啓発とエロとを同期させることで印象付け、動機付けを行っている風に見えましたね。
その意味で見ますと、催眠要素以上に洗脳要素が強めの作品ではないかと個人的には解しています。

双子催眠的な暗示の投入シーンでは、まさしく洗脳的にいくつかの暗示を繰り返し投じる形が採られている。
このシーンでの暗示の入り方はかなり偶発的に発生すると思いますので、繰り返し聞くことでより強固に自己啓発が行っていけるものではないかと思います。