قائمة مراجعة Tikuwabu

本作は、パペット好きの素敵な女の子・ミクリ様にお人形遊びしてもらえる人形化催眠作品です。

Dot-Space さんは脳イキ作品を多く手掛けられてますが、そちらで学習してきた既プレイヤーをゴリゴリにイカせる内容はまさに脳イキ天国。
種々の脳イキプレイが展開されて、脳イキ中毒者も大満足の一作だと思いますね。


催眠として見ますと、今作は古典催眠的に手堅く構成されています。
バイノーラルを利用した左右への揺さぶりや、振り子イメージを利用した徹底した深化など、構造が非常に分かりやすい。
催眠初心者にとっても学びを得やすい作品だと思います。

話が先走りますが、この作品は乳首オナニーの学習にも向いています。
当然、脳イキの感覚を覚えやすい作品でもある。

催眠オナニーの様々な要素を学習しやすい、非常に初心者向けの作品だと思いますね。


そんな作品ですが、プレイは非常に特殊であり、特に後半はかなりマゾ性の高いプレイが展開されています。
そこは人を選びかねない要素です。

ただ、この作品はとにかく重厚なんですよ。
プレイが進むにつれて一定の興奮、一定の「何らかの感覚」を得やすい作品でしょう。
そこが初心者向けと言える。

ましてや脳イキプレイに親しんだ人にとっては恐るべき脳イキ絶頂の連続です。
脳クチュによる甘イキを常態化され、その上で積み重ねていく。
本当に下りられないのです。
頂上と思った先にさらに上がある。どんどん昇らされていく。

初段から一定の脳イキを体験してると、逆に酷い目を見る。
そんな酷烈な作品ですよ。

酷い目を見ました……。(絶賛)


二つの声色を操る逢坂成美さんの演技も実に刺激的。
可愛らしく、そして妖艶にマゾイキに追い込んでくれる様は実に楽しかったです。

局部描写に配慮があるため、この作品は女性も問題なく聴けるでしょう。
可愛らしい女性の部屋で散々に脳イキさせられる天国体験、ぜひ広くお勧めしたいですね。

老若男女にお勧めです!

本作は、圧倒的な精度で描かれた「マゾ活」が楽しめる至極の漫画作品です。

主人公目線、男性側視点ではママ活。
しかし反対側から見れば、マゾ活。

好条件のママ活、魅力的な相手にほいほい誘われた青年は絡めとられ、執拗な乳首責めでマゾの道へと引きずり込まれていきます。

彼女の優しげな表情と険しい応対の差は鮮やかであり、そのリアリティは読んでるだけの読者すらぞわっとするものがあります。
これはもう堕ちる他ありませんよ。

リアルのこういうのもこれくらいヤバいんだろうな……。(戦慄)


この作品の魅力としては、ママ活相手のツツジさんの美しさが分かりやすいですね。
しかし、最大の魅力はディテールの描き込みでしょう。

彼女の表情一つひとつの活写。
膝上に横乗りして、身動きを塞いだ「支配された姿勢」での責め。
甘やかしに見せた、依存に導く言動。
開脚を強要する姿勢で快感に逆らえなくする、さりげない支配。

あえて選ばせる支配者の余裕。
自分で選ぶことで逃げられなくする狡猾さ。
正しい選択をした子へのご褒美。
甘やかに魅せてくれる悪意のプレイ。
悪意の存在を強調する事後。

強烈なドミネーションです。
脳にも下半身にもビンビン響いてくる。

この先がどうなるのか伺い知れない、奈落を見下ろすような恐怖が垣間見えるラストも含めて、あまりに美しいマゾ活でした。


本番行為がないため、一定数低評価を下す読者も居るでしょう。
ただ、刺さる人にとってはこれ以上にないくらい強烈な官能の物語です。

よくぞここまで。
本当に本当に素晴らしい作品でした。

最後の最後に、きっと初めての射精だろうあのシーンで、きっとずーーーっと欲しかっただろう甘いキスをくれてやって、彼の思い出に鍵をかけた。
徹底したマゾ堕としプレイですわ。

これだけでご飯三杯はいけちゃいますわ……。


マゾ気質をお持ちの方には声を大にして推薦したい作品です。
ひたすら濃い、支配される快感が溢れ出すような作品ですよ～。

本作は、隣に引っ越してきた双子姉妹とエッチな関係になり、どっちを選ぶの?と詰め寄られちゃう三角関係催眠作品です。

初対面から始まる内容は催眠風ボイスドラマに近い。
ストーリー仕立てであり、日常のやり取りに近い風景でトランスを体験していく感じ。

相手への親近感・恋情でラポールが形成される感覚は、エロトランスさんの「双子の催眠彼女」に似たものがあります。
題材的にも同じく双子姉妹との関係で似てますしね。


とはいえ、キスを主題に据えた催眠誘導は堅調なもの。
催眠音声としての体験をきちんと楽しませてくれる作品です。

キスの感覚を援用した幸福感や脱力感(緊張と緩和)、興奮、接触部への集中など、当然感じるだろう感覚がそのまま催眠状態への誘導になっている。

物語上、ストーリーは何度か日を跨ぎます。
プレイも結構双子で入れ替わりがあって、わりに忙しない感じもありますね。

仕立ては双子催眠ですが、全般に互い違いの誘導になっている(個別のトラックや、二人ででも順次声をかける場合が多い)ので、トランスの感覚は薄めだった印象です。

一方で、全編を通してキス・キス・キスのオンパレードであり、それで得られる心地よさは特別です。
プレイもフェラやセックスといった形でストレートですし、意図して催眠風ボイスドラマ寄りに制作された作品だと思いますね。


また、序盤から中盤にかけては独特の淫靡さがある。
背徳の味わいがあるのも特徴的です。

出会ってばかりの女性との秘め事。
加えて、姉妹と関係を持っているのにさらにもう片方と関係を持ち、その関係を秘密にする背徳感まである。
末には修羅場となって「どっちを選ぶの!?」展開もあり、ドラマ度が高いです。

結局えっちな取り合いで済んで聞き手も一安心ですが、リアルだとえっちなことしてる場合じゃないですわ。(笑)


良好な催眠ドラマが楽しめた作品でした。
えっちな隣人女子に憧れがある全国男性諸氏に推薦したいと思います!

本作は、冒頭は優しかった□リママが豹変し、○ね○ね連呼するマゾ虐待ママとなって授乳手コキしてくれる作品です。
書いてて自分でも意味が分からなくなるのですが(笑)、マジでそういう作品ですね。

20分ほどの作品ですが、射精回数は二回あるのでそこは注意くださいませ。
一回目のフィニッシュは意外に早いです。


舌打ちから始まる□リママの罵倒は強烈の一言でした。
直接表現もさることながら、心を抉る角度を付けた罵倒の数々は一聴の価値ありです。

ただ、パワーワードが目白押しなためちょいちょい笑っちゃうのが玉に瑕ですかねー。
一例を拾いますと、こんな感じ。

>(ちんぽ出してから)ここだけは素直なんだな! 馬鹿野郎
>玉袋の中身しっかり絞るから覚悟しろぉ! 半端に出したら金玉お別れ会だからな?
>開き直ったような勃起するな! 開き直るやつが一番嫌いなんだよ!

いや、もうね、普通に吹き出しちゃったんで……。
馬鹿野郎の部分とかもう、漫才のツッコミのテンポ感なんですよ……。(笑)


神在ほたるさんの演技は目覚ましく、甘やかしの優しさ、罵倒の切れ味共に抜群。
スピード感のある罵倒はパンチ力が高く、甘ったれたマゾも大満足の仕上がりだと思います。

ショート音声らしい手短さながらも、中身は濃厚。
マゾを大変気持ちよくしてくれる、とても良い作品だと思います。

つい笑っちゃう部分もご愛敬。この作品の個性でしょうね。


でも、5分のよしよしで「十分甘えただろ!」とか、5分の手コキで「もうしんどい!」とか。
ママも大概こらえ性がないと思うんだよなあ……。(甘えたマゾの感想)

本作は、催眠音声スタイルによる授乳体験+おもらし誘導作品です。
30分少々という手短な中で、古典的な催眠手法を用いて赤ちゃんプレイ体験を強化している感じですね。

おもらし誘導は強固なものではなく、どちらかというと「おもらし好き向け」といった感じでしょうか。
催眠音声の本流が「オナニー好き向け」の高級オナニーであるのと同様に、その体験をより良いものにするニュアンスが色濃いですね。


催眠手法は結構シンプルで、深呼吸+脱力に、酸味イメージによる唾液を用いたイメージ法。
ちょっと物珍しいのはシャッフル睡眠法の活用でしょうか。
シームレスにイメージ法からエロパートへと繋ぐ、繋ぎ役のような役割でした。

催眠誘導として見ると、ガイドのテンポはちょっと速めかも。
韻を踏む手法といい、言葉の意味より言葉のテンポで誘導していく狙いがあるのかもしれませんね。

無意識に言葉を落とし込んでいくような感じでしょうか。


ありがた～い私さんの優しい声が幼児退行へと優しく誘導してくれて、幸せでふわふわな催眠体験が楽しめる作品です。
プレイこそ簡素ですが、感じる幸福感は結構強め。

おもらしプレイこそ愛好者向けのニュアンスはありますが、そうした面で勧められる作品です。

個人的には少し懐かしい感じのする作品でした。催眠音声初期の作風にちょっと似てるので。
意地悪カウントダウンとか、最近はあんまり見ない気がしますねえ。

本作は、生配信テーマで描かれた催眠音声作品です。

乙倉ゅいさん扮する白姫有紗はマゾを甘く蕩けさせる名人。言葉巧みに支配されていく体験は至極の物でした。
リアルな配信模様といい、実に質が高い作品です。

ただ、この作品の最大の特徴はテーマにある。
「03 ドライ+セルフ」というトラックが非常に実験的で、催眠音声ならではの内容になっています。


テーマ部分の話の前に、催眠部分について触れておきましょう。
この作品の催眠はオーソドックスながら洗練されていて、優れた手並みの物です。
催眠誘導+ドライだと、たった32分でプレイが成立しているわけで。

その上で「催眠的に優れている」と言えるのだから、いかに無駄がなくスマートかが分かると思います。

KU100を活かした自在な方位と、変則的に描かれた双子形式の催眠。
温感誘導に重きを置きつつ、揺さぶり法や混乱法などを駆使した内容はなかなか厚みがある。
特に、うたた寝のイメージを利用した揺さぶり法のアプローチは効きましたね。

催眠の感覚を覚えやすい、初心者に優しい作品だと思います。

そしてテーマ。
この作品は

「ドライ絶頂を学習した上で、ドライ絶頂の指示を随時与えながらセルフ(オナニー)をさせる」

という、人体実験を思わせるくらい特異なプレイをテーマにしています。
脳イキを強要し、射精から遠ざけながら何度もイカせる。
このプレイでどういう体験ができるかは本当に十人十色だろうなあと思います。

ドライ経験があるかどうかでも違いが出そうですね。
私自身は大いに楽しみましたが、評価が分かれそうだなと。

ただ、それとは別に、この作品のドライ絶頂はオーソドックスにして堅実。
催眠オナニーの学習にも向いてると思います。


特異なテーマながら、キス音や耳舐めなど直接表現も多め。
経験者のみならず初心者も楽しみやすい作品です。

配信に馴染みのある方には初作としてもお勧めできるかも。そんな佳作ですぞ。お勧めです!

本作はサウナがテーマの、古典催眠における温感誘導にスポットを当てた催眠音声作品です。
個人的に類例は記憶にないのですが、全編を通して温感(と冷感)強調に取り組んでいる作品はなかなか珍しいのではないでしょうか?

サウナ的な温かさで頭がボーっとし、水風呂の感覚で冷感を差し込まれて体が整う感覚。
本作はエロを含まないリラックスパートが含まれていますが、こちらも大変有用ですね。
きっと催眠による著しいデトックス体験が楽しめることでしょう。
全編BGM付きなので、サロン感覚も結構強めですしね。


ところで、この作品はエロパートにSF的要素を含んでいます。
匂いを感知する器官を増やし、鼻以外の部分でも(煽情誘導のスイッチとなる)匂いを感じさせる誘導が行われているんですよね。

奇しくもこの作品が販売された2023年夏、カナダの映画監督クローネンバーグの最新作「クライムズ・オブ・フューチャー」が日本公開されている。
近未来世界で“加速進化症候群”という体内に謎の臓器が生まれてくる奇病に侵された人物が主人公であり、人類の進化をテーマにした作品です。
で、本作の感覚器が増設される展開に面食らった際

「急にクローネンバーグみたいなこと言い出したな……」

と一瞬正気になった感もあったのですよね。(笑)

脳姦的なドライへとソフトランディングさせる誘導であり、プレイ上難儀なことはありません。
ただ、ワンポイントでSF的なガジェットを仕込んでる、なかなか面白い作品ですよ。
催眠音声であればこその体験を追求してくれている印象です。


熱と匂いに覆われて、飲み込まれるような連続ドライ絶頂が楽しめる作品です。
「カウントで絶頂!」みたいな明確な指示のあるドライではないので、ドライ経験者向きかも。

ただ、お姉さんのフェロモンに覆い尽くされ、お姉さんと共に絶頂していく体験は極上。
ぜひ、この極上の催眠サウナを多くの方に体験してもらえればと思いますねー。

本作は B-bishop さんの「恐怖シリーズ」の4作目、本格的な機械姦が楽しめる搾精音声作品です。

本シリーズはナレーションベースで進む、ある種ゲームブックに近い構成をしているのですが、この作品は特にその性質が色濃いですね。
搾精ユニットの音声ガイドを西浦のどかさんが担当し、ナレーションの芦屋もこさんが主体となって物語を進行させていく形です。


恐怖シリーズの一環ではありますが、この作品のホラーテイストは、例えば初作の「恐怖の搾精人形はユルサナイ」とはいくぶん異なります。
そこに(機械側の)悪意が介在せず、かなりストレートに機械姦が描かれていますね。

気を惹かれ、怪しげな機械に身を任せる愚かさ。
機械に搾り取られる背徳感。
そして、壊れた機械によって拘束されたまま、何度も何度も吐精を強いられる苦痛と死の恐怖。
愚かな選択をしてしまったことへの後悔と絶望。

そういった浅はかさと後悔は実にホラー的ですが、恐怖体験的なニュアンスとしてはかなり自業自得要素が強めです。
搾精ユニットさんは単に壊れてるだけなんで(拘束の解除動作が正常に働いてない)、悪く言っちゃ可哀想にも思えますしね。(笑)

しかし、ホラー物語としてのエロスは非常に濃厚です。
底なし沼に足を踏み入れてしまった戦慄は、それゆえに沸き起こってくる死の恐怖を間近に捉えた背徳の快楽でもある。
吐き出す精子が無くなっても強要される再三の搾精は実に淡々としていて、主人公(≒聞き手)ばかりが狂っていくさまが際立ちます。
そうした様子を活写するナレーションもまた実に巧みなものでした。


シチュ特化なだけに、人を選ぶとは思います。
しかし、機械姦好きの方にとっては素晴らしい作品ですね。大好物でした。

なお、音声は三種分かれてますが、個人的にはユニットホラーがお勧め。
搾精ユニットの声は完全に機械音化していて上手く聞き取れませんが、だからこそ没入感に優れたバージョンだと思います。

まさか、ここに来ての映画への引用があるとは……。

シュプリームの完結を飾る11巻は、最高のバンドが最高の演奏を見せて、最高のまま走り抜けるエンドを迎えています。

どういう終わりになるのかと思いましたが、なるほど。
この終わりはなるほどでしかないというか。
ノースシージャズフェスティバルという大舞台を前に、彼らは

「ヨーロッパ1と確信できるような最高の演奏ができたら、解散しよう」

と約束しています。
奇妙な約束ですが、成功すれば成功しただけ解散が決定づけられる物語でした。


その話し合いの風景は、かつて雪祈が挫折した日と同様の手法が採られている。
演奏シーンのモノトーン感強調といい、この作品には改めてその手法の幅広さに驚かされますね。
映画でも引用された手法が、今回も形を変えて適用されている。

また、同様に、驚かされたのは再会したガブリエル。
というか、厳密にはMr. スポック(愛犬のチワワ)の発言なんですが、彼は微妙に映画に引用されてそうなセリフを吐いてるんですよね……。

NUMBER FIVE が最高だったように、JASS もまた最高だった。
台詞の共通性には、そういう隠れたメッセージが見えてくるような気がしています。


エンドロールのような、ノルウェーはオスロでのラストライブもまた良かったですね。
ブルーノとハンナの一件は普通に笑いましたが(笑)、それも含めて味わい深いエンドです。

最後に置かれたのが、オスロライブでのメンバー紹介というのもまた。
解散の余韻を最高に深めてくれる、良いエンドでしたね……。

無印に続き、シュプリームも最高でした。
最高に楽しい読書をさせていただけた。ありがたい。

シュプリーム7巻は濃い一巻になっています。
前半でホルストでのジャズフェス(2days)を描いています。
シンプルな内容ですが、これがまた熱くて良い。

後半は話が一変して大が身内の急病で離脱し、フェスで知り合ったプロモーターのアーサーが代役を送り込んでいます。
前巻のブルーノ(トップピアニストとの連弾で有名になり、外部からの誘いが増えた)もそうでしたが、バンドとして揺れる展開が描かれていますね。
送り込まれた英国人サックスプレイヤーのアーネスト・ハーグリーブスは、それだけ力強く魅力的なプレイヤーだった。

バンドとしての関係も良好。
客の反応も目覚ましい。
彼自身もバンドへの参加に乗り気で、彼自身は容姿にも演奏にも華がある。

だからこそ、巻末で取り乱す彼は、やっぱりちょっと笑っちゃいますよね。(笑)
スマートな彼だからこそ、その姿は素敵です。


この巻は後半で大が居なくなる、ちょっとイレギュラーな巻。
大の一人称に近い形で描かれてきたヨーロッパ編の、箸休めに近い展開でしょうか。

裏を返せば、そうしてバンドメンバーを主役に据えられるくらい物語が充実してきたということでもあって。
読者の側も、違和感なく楽しめるようになっていますね。
まあ、どうしても寝取られ感の類は感じるのですが(笑)、それも含めて味わい深い展開でした。


今巻も面白かったです。

なお、前半のジャズフェスでは高校生バンドが特に楽しかったですねー。
上手くいったり、いかなかったり。確かに、そういうものですよね、舞台って。