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なぜか空を飛ぶ猫たちがバリバリ弾を撃って前へ前へと好き進み、それを阻止せんと立ちはだかる敵もどこかユルかったりキモ可愛かったりする、そんなユルくてコミカルな世界観のSTGですが、ゲーム内容自体はとっても硬派。
ボムを使って圧倒的弾幕をアイテムに変えていくのがとても爽快な作品となっています。
往年のSTGをオマージュした演出も色々と出てくるので、それらの元ネタを探してみるのも面白いかもしれません。
1プレイ時間は比較的短く、何度も挑戦したくなる作品です。
そして難易度も3段階用意されているのでその間口は広いと言えるでしょう。
2017年01月05日
眉目秀麗で頭も良いけど変態な高遠に怯えたり、彼の手によって気持ちよくなっちゃう三田君が可愛らしい作品です。
三田君はちっちゃくて華奢な体格かつ女性的な顔つきをしており、いわゆる「男の娘」を受け入れられるようなら比較的こちらも受け入れやすいでしょう(三田本人は男の娘ではないんですが)。
シリーズものの1話ということで、プレイ自体は比較的マイルドになっています。初心者も安心!
ただしタイトルの「異常性愛」の通り、高遠は色々とキレてる人。
成績優秀スポーツ万能なイケメンなのにその本性はド変態であり、あの手この手で三田君を精神的に追い詰めていく様は理知的でありながらもどこか狂気を孕んだような、そんな危うい魅力が詰まっています。
これだけのことをしながらもまるで悪気もなさそうで、時折優しささえも見せるので余計にタチが悪い。
非常に続きの気になるような締めくくり方もしていました。
いったいどんな手段で三田君を調教してしまうのか。そして彼はその毒牙にかかり堕ちてしまうのか……!
2011年11月25日
国民的な「あのRPG」のような作品。
良くも悪くも古い時代のRPGである。
各地を回って情報を集めつつ、お使いイベントを進めていく。
しばしば次に何をすればいいのかが分からなくなることがあったり、知らぬ間に自分のレベルでは敵わないような敵がひしめくエリアに突っ込んでやられてしまったりということもあるだろう。
ちゃんと呪文や道具の説明がある点は安心。
呪文は戦闘で使うだけでなく、フィールド上の仕掛けや町人にかけたり出来るという点は斬新であった。
手堅くコツコツレベル上げや装備を買い揃えながら進めていくスタイルなのだが、2週目以降は貰える経験値が倍増したり、一部を除きアイテムも持ちこされるので、逆に爽快なプレイが出来る。
2週目以降でないと発生しないイベントやゲットできないアイテムもあるので、一度ラスボスを倒したからと言って終わるゲームではない。
イベントも1週だけでは集めきれないので、このように2週目以降はサクサク進めるようになるシステムは好感が持てる。
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2011年11月23日
「探査機はやぶさ」がまさかの縦STG化。
属性を変化出来るオプション「ミネルバ」に、溜め撃ちで発射する「サンプラーホーン砲」を装備したはやぶさが、小惑星「イトカワ」目指してサンプルを採取、そして地球へ帰還します。
ゲームシステムは斑○と○-TYPEとGダ○イアスを合わせたようなものであり、その元ネタの1つ1つが結構複雑なゲームシステムを持っているにもかかわらず、それらの要素を多くつぎ込んだためにかなり複雑な操作を要求されます。
通常のショット、サンプラーホーン砲、緊急回避用のボム、ミネルバの分離や属性変更と実に5つのボタンを使わせます。
敵は白と黒に分かれており、倒すと白か黒の得点アイテムを落とします。同じ色のアイテムを連続3つ取ると「チェーン」が成立し、ボーナス点が入ります。この辺りは斑○のシステムを彷彿させます。
演出はモロに斑○です。明朝体で白黒な漢字が好きな人にはたまりません。
演出面は史実に基づいていたり、残機がリアクションホイールだったりと制作者のはやぶさ愛が感じ取れます。
シューティングゲームへのオマージュも多く、はやぶさとSTGの両方が好きだからこそ完成できたタイトルであると言えるでしょう。
地形の概念のある横STGである。
ステージや敵キャラ、武装に様々な往年の横STGへのオマージュが見られる。知っている人はニヤリと出来るだろう。
自分が確認できただけでもグラディウス、R-TYPE、ダライアス、サンダーフォース、アクスレイ等が見られた。他にもあるかもしれない。
ステージごとにメインウェポン1種類、サブウェポン2種類、緊急回避にも使えるスペシャルウェポン1種類を選んで出撃する。
ステージをクリアしていくと選べる武装も増えていく。
弾の多さよりもステージ内の仕掛けが殺しにかかって来る。
そんな仕掛けや敵の配置を、何度も死にながら覚えて進んでいくタイプのゲームである。
時には理不尽な仕掛けで自機がやられてしまうこともあるだろう。初見では度肝を抜かれてあっさり自機がやられてしまったこともあった。
しかしそれも対処方法がわかってしまえば驚くほど簡単に抜けられてしまうことが多い。
先ほどやられてしまった場所を華麗にクリアすることが出来ればそれだけ上手くなったと感じることが出来る。
トリッキーな仕掛けに、投げ出したくなることもあるだろうが、メゲずに是非チャレンジし続けていただきたい。それらを全て制してエンディングを見れた時、何とも言えぬカタルシスを感じることが出来るだろうから。
ヴァルケンを思わせるロボットアクションシューティング。その操作性はちょっと重たい。いかにもロボット操作してますという感覚を味わえる。人によっては動きがモッサリし過ぎていると思うかもしれない。だがそれがいい。
ゲームスタート時に3種類のメインウェポンと3種類のスペシャルウェポン(回数制限のある特殊攻撃。ステージクリアごとにリロードされる)を選ぶ。強力なメインウェポンを選ぶとスペシャルウェポンの使用回数が減ってしまう。一度選んだ武装は途中で変更できないのでよく考えて選びたいところ。
ゲーム内容は盾等も用いて少しずつ難所をクリアしていくスタイルとなる。あまり突っ込むような動きをするとすぐに敵に囲まれて蜂の巣にされてしまう。しかしダッシュしながらのパイルバンカー(近接攻撃)は決まると気持ちいい。
ステージボスの他に結構中ボスも配置されており、単調な展開になりにくい。
スタイリッシュさはないものの、こういう無骨なアクションゲームもアリであると思う。
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