koba的鑒賞一覽

マスターと初音さんとミクの3人が繰り広げるコメディ漫画です。
知らなければ笑えないネタもありますが、基本的には勢いのあるドタバタ劇です。
暴れるミクと、それに突っ込むマスター、そのとばっちりを受ける初音さん・・・というイメージです。
40ページの9割程度が漫画となっており、ボリュームもあります。

サンプル画像とサークルサイトを見て面白いと思ったら、購入を検討されては如何でしょうか。ストーリーはさほど変わりませんが、書下ろしも多く入っております。
作風さえ合えば、購入して損は無い内容かと思います。

・・・ちなみに私としては、表紙の初音さんの可愛さだけで買う価値はあったと思いました(笑)。

28ページ中、漫画部分が15ページ程。残りはイラストを主体とした構成です。
特筆すべきは、作者さんの書かれるキャラクター!
一コマ一コマがとにかく可愛くて・・・。
太い線で描かれた、ほのぼの絵柄が好みの方にはお勧めです。
また、ツンデレなミクさんは珍しく、新たな魅力を発見できるかもしれません。

「愛いっぱいのボーカロイド本です」とのことですが、まさにその通りで、作者さんの「好き!」という気持ちが伝わってきます。
ミクさん好きな人であれば外れは無いと思います。ご一読してみてはいかがでしょうか。

ミクさんを題材にしたアドベンチャーゲームです。
選択肢はないので、迷うことなく進めます。
一本道ですが一本調子ではなく、ミクさんと主人公の楽しい掛け合いをベースに、ほろりとする部分も盛り込まれ、良い意味で王道の仕上がりを見せています。
「ミクが可愛すぎるのでゲームを作ってみた。」と作者さんは冗談めかしてますが、本当にミクさんへの愛が伝わってきて、こちらまで幸せな気持ちになります。
迷われているのでしたら、是非プレイしてみてください。
・・・本当に楽しいんですから。

12ページ中、漫画部分が6ページ程。残りはイラストを主体とした構成です。
”ツンデレ”なミクさんをシンプルに可愛らしく描いています。
雰囲気は絵柄の通りほのぼのしていて、安心して読める内容です。サンプル画像が良いと思えば、決して期待は裏切られないと思われます。

また、ページ数が物足りないと感じられた方は、続編として「ミクリン研究日誌」(一般向け)があります。雰囲気そのままにボリュームが増加していますので、本作品が気に入られた方には、是非お勧めします。

ミクさん好きな方、どうでしょうか?