砂ぼこりとともに、くわったさんさんのレビュー一覧

キタ、キターーー。
おそらく、この方面の画を描く作家サンとしては屈指の実力の持ち主、サンプル見ないで購入しても、損はさせない!!
当方の知る範囲で、DLsite.comで発表された作品は4作目になると思われますが、前3作の元になるアニメ、ゲームは戦いを主題にしているだけに、キャラクターにその影が入り込んでしまっているところが有るように思われるのですが、本作の元ネタにはそれが無い分、本作後半におけるキャラクターの退廃的な表情の出し方は、本作の作家サンの実力の高さを最も良く表しているのではないでしょうか。
内容的に前3作で押さえてきた、ムッチリキャラの、複数プレイ、妊娠、ボディピアス、放尿、などこれをAR○Aでやったのも実に画期的ですが、元ネタAR○Aキャラの爽快さは作品紹介の扉絵にしか残らないと言うところも、作家サンの気迫を感じさせられます。
画力の高さ、具体的には、スケッチのような書き方と水彩的色彩(おそらくPainterのようなグラフィックソフトを使用されてられると思われますが)と又、内容構成の取上げ方のうまさ(要するにエロさ)は相変わらずであり、のみならず差分が有るとはいえ画枚数の多さなど、販価から考えてもこの内容の厚さは、過去の作品ともども安心して購入することの出来る、けして多いとは言えない極めて優良なCG集の内の1つと思いますが、それは自身の目で確かめてみて下さい。

来ました、お待ちかねの「魔法少女」新作。
当サークルでは、DLsite.com　5作目のアップ、魔法少女物では3作目にあたりますが、私は魔法少女物を扱った作品の中でも、トップ作品の内の1つではないかと思います。
本作をもって、おそらく当サークルの完成の1つの到達点に達したと思われるほどの出来の良さに、素直に脱帽します。
当サークルは第1作目より作画のレベルはかなり高いもので、画のスタイルとしては紹介画やサンプルを観たとおり、幾分シャープな現代的画調のため、当時のアニメ作品である、今ではあまり他では取上げられない「魔法少女」物の画調を、自身の現代的画調でリプレースして見せたところに、まず大きな意義が有るのですが、5作目である本作まで一貫して安定した画力で描いておりますため、その点において過去の作品も含め安心して購入できるサークルさんであり、そのために新作においては作品の描写内容(取上げる題材を含め)を、如何にするかというところに、問題点が移っていると思われます。
それが証拠に過去の作品の「母娘どんぶり★〜」「美少女戦士★〜」で「魔法少女」シリーズ以外のアプローチをしてますが、続きの作品がまだなのはやはりいろいろと難しい問題があるのではと思われます。
それで本作「魔法少女★ハードコア 3」は、まさに「ハードコア」と言うとおり、鎖も拘束具も浣腸も妊娠も複数プレイ(母子どんぶり有)も浴尿もあり、この方面が好きな人は、本作で不満の出ることはまずありえないのではないかと思うほどかなりハゲしい内容になっています。
またボリュームは差分が含まれるとは言えかなり多く、販価を考慮に入れてもかなり良心的内容で、CG集として今年トップ3に入る優秀作品ではと、おすすめ(前述属性の人に限る)&満足出来る作品であることは間違いないと思います。

これはうまい!!
最初に紹介画のカットを見たとき、3DCGかと思ってしまったほどグラデーション、濃淡の陰影が濃くて作画技術の高さで久々に驚かされました。
個人的には、基本的にCG集としては3DCGはあまり好きでないところにもってきて、鳥山明系のキャラクターデザインも触手ネタも好きでないため、当初カットを見た時、それほど気にも留めてなかったため、まったくチェック外だったタイトルでしたが、後にサンプル画を点検して初めて、彩色にかなり気合の入った2DCG集だった事に気が付く始末だった訳ですが、CG集としてだけ捉えました場合でも、かなり技術レベルの高い作品だと思います。
内容としては、いまさら言うまでも無いDQキャラを巨大な物で腹ボコさせ、妊娠、墳乳、ぶっかけ、乳頭(乳腺)触手責めなどなど、それなりにハゲしい内容で、この方面が好きな人には退屈させない内容となっているところですが、当方基準で前述3件にも上る不利な要素にもかかわらず本作を評価しているところは、やはり本質的に個性の強いけど軽快な画調の鳥山明デザインを、自身の画調で内容の命題に合った重厚な彩色で良く表現しているところが、なにより大きいでしょう。
そのため、鳥山カラーを強く求める人には、本作は必ずしも向いているとは言えませんが、作画技術的にはDLsite.comの全CG集の中でも屈指の技術力と思いますので、その点において、おすすめ(前述属性の人に限る)&満足出来る作品であることは間違いないと思います。