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鬼才、LOの到達点などと書評が絶賛の嵐だったので、興味を引かれて購入しました。
「表紙からしてあまり明るい作風ではないのかな…無理矢理はあんまり好きじゃないんだよな…」とか予想しつつ読んでみると、それは半分くらいは当たっていて、半分くらい裏切られたような気持ちになった。
どの作品も全て少女の合意なく性的な接触が行われている。(シチュエーションに差はあれど)
それでもそこに嫌悪感をあまり抱かずに済んだのは、語り部であり主人公である男の心情が、建前や自己保身もなく、つらつらと書かれていたからだと思う。
そこにはどこか諦念が見え、その心情に至るまでの男の人生にまで思いを馳せてしまったからかもしれない。
漫画の最初のページを飾る「ストップウォッチ」では、男教師が時間停止の技を駆使して、少女を玩具のように淡々ともてあそぶ。少女の体を繰り返し開くことで、いつか自分を愛するようになることを夢見る。けれど「ストップウォッチ」の続編では、少女の優しさに触れたことで、少女の幸せのために姿を消すことを選ぶ。
一方で巻末の「生まれてきてくれてありがとう」では、時間停止なんて夢物語があり得ない現実の世界で、少女を強姦する男の滑稽な姿とその心情が綴られる。少女の予想以上の抵抗に怯み、それでも本意を遂げる。最後、もはや無抵抗となった少女にそっと語りかける「みうちゃん 男に低い声で名前を呼ばれるたび 僕のこと思い出して」「恋人ができても結婚してもママになっても ずっとずっと僕が初めて 死ぬまで覚えてて」。まるでというか、もはや少女の人生に呪いをかけて幕を閉じる。
一つの作品でこんなにも極端な作風があるとは思わなかった。そして、巻末の話に「生まれてきてくれてありがとう」を選んだことで、確かにこの漫画は傑作になったと思う。先生のコミックスがもっと読みたいと思わせると共に、読むのが怖くなる、唯一無二の漫画でした。

ディビ先生の描く女性には結構特徴がある気がしていて、折れそうなくらい細い手足、ウエスト何センチってほどの腰、抱き締めたら腕のなかにすっぽり収まりそうな薄い肩…。そして、そんな細い体に備わった豊かな乳房。
この作品では男性含めて細くて儚い、けれど非常に肉感的な女性たちが描かれています。
そんな女性たちに徹底的に快楽攻めにされるたった一人の少年。
すごく倒錯的で最高でした。

逆告白で家庭教師の瑛士と付き合うことになったぽっちゃり女子校生の郁実が、サディスティックな彼氏の色に染められてマゾ性癖を開花させる話。第2話は郁実がバニーコスでエロウサギとなってご主人様に性奉仕するシーンから始まります。ムチで打たれながら騎乗位で感じまくり、目の焦点を失って三白眼でイキまくる表情がだらしなくてエロいです。別の日にはメイド服を着てお仕置きプレイ。低温ロウソクを垂らされた乳首にローターを宛がわれ、もう片方の乳首を洗濯ばさみで挟まれた郁実はそれだけで軽くイってしまい、アソコとアヌスにもバイブを突っこまれて激しく悶絶。容赦ない強制フェラで口内射精を決められながら、事後はケロッとしてにこやかに笑う郁実の打たれ強さに嗜虐心をそそられます。

表題作が魔法少女系のエロ作品の中でもトップクラスの人気を誇る作品を収録した作品集。悪堕ち物の作品でありながら様々な要素が組み合わさっている作品集になっているのですが、すべて要素のレベルが高く素晴らしい作品になっています。

表題作『愛聖天使ラブメアリー』話になりますがヒロインはメインで表紙にもなっているの二人が強い感じです。3人目の魔法少女も登場しこちらもメイン級の活躍をしてくれます。敵の女幹部なども登場しますが、こちらはサブな感じになっており、徹底的に悪堕ちを描いた作品となっています。
快楽堕ちが中心の、読みやすい内容になっているのが特徴で、快楽を味わい、徐々淫乱へと堕ちていくヒロインたちを楽しむことができる内容になっています。
本書のカラーページは表紙にもなっている『ラブメアリー』のイラストとなっていて、それぞれのヒロインの悪堕ち衣装を楽しめるものとなっています。

最愛の旦那を失っても落ち込まずに一人で生計を立てる健気な未亡人の背徳的な日々が描かれている。
ヒロインの夢子には男達を惹きつける才能があるようで、樹液に群がるカブトムシみたいに夢子の身体を舐め回す竿役の姿が滑稽である。
今作に登場する竿役達はそれぞれ厳しい状況に立たされているため、大きな悩みを抱えている。そんな男達をセ◯クスで救うセラピストのような役目を担うのが夢子であり、彼女自身もそれに満足しているため、Win-Winな形でワンナイトが成立する。
一話完結型の作品なので読み易い点も本作の魅力である。