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セメられるというものに、特別興味や思い入れを持っていない人間からすると、果たしてどの程度楽しませてくれるだろうかと高を括っておりましたが、この作品におけるそれは、あくまでも愛を前提としてえがかれており、更に言えば飴と鞭との使い分けをしっかり心得ていて、確かに甘くて心地よいものを味わわせてくれる。この多幸感はあまりに大きいと思います。

結果として、自分はすっかりこの作品にはまってしまいました。
自分のようにな人にこそ、お勧めしたくなる作品だと思いますね。