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今まで普通に生活していた女性がモノ扱いされ、売買され、陵辱され、そして最後は捨てられる。作品の世界観は完全に壊れているのに普通に回っていて、まるで催眠でもかけられているかのように。そうしたなかでもおかしさに気付き、隠された腐敗を正そうとする描写が入るが、淫欲によってかき消されてしまい。なんの変化もなく物語が終わってしまう。逆にそれが後味悪いバッドエンドを産み出すことができている。