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幼馴染の女の子をみすみす取られてしまうお話です。

今、「みすみす」と書きました。「みすみす」とは「わかっているのに対応しない」という意味です。しかし本作品の主人公は、幼馴染の一番側にいたはずなのに、実は彼女のことを何もわかっていませんでした。わかっていないというよりも、自分が勝手に抱いていた彼女のイメージ像を彼女に押し付けてしまい、そのことで彼女が自分の気持ちを押し止めざるを得ない状況に追い込んでいました。

そこに彼女の事を本当に理解してくれる男が登場したわけですから、その男に幼馴染はなびかないわけがありません。 もとよりやりたい盛りの二人ですから、主人公は眼中に入りません。いやむしろ、わざと眼中に入れたり、自分たちを見せつける位置で盛ってしまいます。

エロゲのバッドエンドのような展開ですが、これは致し方ないと納得できる内容です。NTRやBSSもの、バッドエンドが好きな方におススメします。