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珍しい蝶を追い掛けていたら森の中で迷ってしまい、怪しいお姉さんが住む館に辿り着いてしまう。
冒頭はそんな感じですが、お姉さんは自分が魔女である事や主人公を罠に掛けた事を割かし早めにバラしています。
以後の展開としては魔女に身体の自由を奪われて、エッチな責めに耐え切れたら家に返してあげると言う事で、
結末には責めに耐えたハッピーエンドと、耐え切れず射精したバッドエンドが用意されていました。
ぶっちゃけ予想が付いている方も多いかと思いますが、これはバッドの方が幸せに成れます。
そりゃ無事に家に帰るより、魔女とずっとイチャつきたいに決まっているじゃないですか!!

魔女役の御崎ひよりさんの声はとにかく脳を刺激する艶があり、自分の中では音声作品界の有名声優さんたちを並べても余裕でベスト3に入ります。
どうも過去に別名義で活動していた経歴があるようで、技量が本当にずば抜けていました。
好みのショタを発見して大喜びする仕種や各パートでの楽しそうな甘責め声――。
ハッピーエンド時の驚き方など、感情や表現の幅が広くて見事に役にハマっていますね。
因みに今作ではナレーター役として沢野ぽぷらさんが起用されており、出番が冒頭と結末のみながら、こちらも妙に豪華なキャスティングで驚きます。

作中のSEはかなり品質が良くて、冒頭の雨は特にリアルで雰囲気があります。
同梱には魔女のプロフィールが書かれたイラストとSE差分が存在しますが、前作と違って今のところWAV版はありません。
しかしMP3版でも充分音質は良いですし、DL時の時間短縮にも繋がりますのでWAV版の有無については人それぞれでしょう。

cv御崎ひよりさんの素晴らしい演技と幸餅きなこさんの描く極めて美麗なイラスト――。
それらを引き立てる白鴉鼎さんの脚本と品質の良いSEがあり、この作品は確実におススメ出来る内容でした。