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全体的にクオリティの高い作品が揃っている。優れた作家が揃ったというのではなく、一話一話が楽しめると言った意味で本号はオススメだ。

　男性受け要素を楽しめる人向けではあるが、痛々しい描写を含む作品は少数である。むしろライトな女性上位程度に落ち着く作品もそこそこあるので、興味があれば手を出しても火傷はしない。

　正直なところ、毎度毎度どうでもいい男がいい思いしていて、なんかムカつく、という感情がどこかに燻っている人にこそ、読まれるべき雑誌かもしれない。

　あと、結構おねショタがあるのでそういうファンにもオススメである。特に宮本一佐先生の作品はかなり正当なおねショタで、そういう面でもすばらしい。

　とにかく全作品とも作画が安定した上で、男性に対する羞恥責め的なカラーがしっかりと出ている。全部好きなのだが、特に紫☆にゃー先生の作品が良かった。

　あと、うすべに桜子先生の作品は高いネタ性を誇るので必見。ヒロインもなかなかの性格だが可愛い。