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ティンクルベル新作にして大作です。
これまでも新作が出る度に驚くばかりのティンクルベル作品ですが、今回は更にその上を行くクオリティ。

男性的ないやらしさのない、百合的なふたなり描写。少女たちの官能的で繊細な表情。それらがぬるぬると、熱気を帯びた汁を飛び散らせるかのごとく貪り合うアニメーションは背徳的で耽美かつとてもエロチックな光景。
ラスト近くのシーンは賛否両論でしょうが、私はその狂気に魅入られたかのように見入ってしまいました。

ストーリーも分かれ道のない1本道で、チャプター付き。とても親切で気兼ねなく楽しめる要素です。

これでこの値段というのはとても良心的、というよりはむしろこれ以上の対価を払ってでも十二分な価値があると思いました。

とてもお世話になれる作品です。
次回作も楽しみになれました。