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「CRYSTAL FANTASY ~導かれし勇者たち~」 へのレビュー

    • 2017年03月01日
      レビュアーオススメ!
      FFシリーズ、とりわけSFC以降の作品を手にしたことがある方ならカオス陣営にはラスボスやそれに準ずる人物が入っていることに気づくと思います。

      そして、その中にFF4で登場したカインが入っていることに私は目を奪われました。

      カインは一応味方ではありますが、原作では2度味方を裏切っています。
      SFC版でプレイしていた時、私はカインの少ないコマンドである、たたかう・ジャンプ・アイテムの中に裏切るという隠しコマンドがあるのではと思ったことがありました。

      それから月日は流れ、疑念は確信に変わりました。
      本作においてカオスは偽物の世界を作り、よく似た人物を創った。
      その世界において、元々悪人だった者たちはカオスに支配されるものの原作と変わらず悪行を行う。しかし善の力を持つ者、作品紹介ではセシルとカインはカオスに支配されるのは同じだが、悪行に躊躇いを持つので失敗作とされる。

      そう、そこまでなら何ら問題はないのです。

      只、カインは違う。
      善の心を持ちながらも命令とあらば、善の心を裏切り、己の欲望のままに動く。その対象が、苦楽を共にしたFF4のキャラクターだったとしても。
      あれほど、原作で2度目の裏切り後、パーティーに復帰する際、もう大丈夫だと言っていたのに。
      私はこのシーンを見た時、違和感よりも何故か妙にしっくりくる感じが胸にこみ上げてきました。
      そして、サークルさんは本作を作るにあたりFFを徹底的に研究していると思いました。

      その為、戦闘パートにおいても操作キャラクターは過去FF作品登場時の能力を尊重しています。
      只、単に尊重するだけでなく、その中にサークルさんのアイディアであるサポートやパシッブスキルが入っており、それが違和感なく融和しているのが凄いです。

      最後に本作はFFをプレイしていた時、邪な考えを持った方にはお勧めです。

      1人が役に立ったと答えています

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