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Recensione per 官能音声『少年時間軸』追憶のギムナジウム

    • ギムナジウムという閉じた世界で育まれてゆく、
      少年同士の背徳的な恋愛を描いた作品です。

      疑似BLシチュエーション作品ということで、
      聴き手は主人公視点で、彼と彼らの秘密を追体験します。

      読み手のメインは、相手となるルームメイトの少年のトワ。
      お声はサンプルで確認できますが、女性が担当されており、
      微妙な年齢で揺れ動いている少年を表現できていました。
      少し小悪魔的な感じが、トワのイメージにも合っています。

      とあることがきっかけとなり特別な存在を持てない少年が、
      ひとりの少年と出会って愛するようになるまで、
      というのがあらすじですが…。
      すれ違いもありつつ、最終的にハッピーエンドを迎えますが、
      トワの過去に関してはダークな面があるかも。

      主人公たちの関係には、根底に好意があるので、
      そこまでハードな感じはしないと思いますが、
      アダルトパートは少しマニアックな印象を受けたかも。
      個人差がありますし、内容は作品紹介を参照されてください。

      その他では、個人的には同級生のカイも好感が持てて、
      気になる存在でした。

      ドラマパートのBGMや効果音も雰囲気を高めてくれます。
      アダルトパートの水音はちょっと気になる感じもしますが、
      設定がしっかり作られている作品なので、
      こだわりのない方は特に問題なく聴けると思います。

      主観での音声作品も増えてきたとはいえ、
      この世界観での、少年同士の関係性を扱ったものは
      なかなか他にはないように思います。
      ストーリー性があり、聴き応えもありますので、
      こういった雰囲気がお好きな方はチェックされてみて下さい。

      6 utenti lo hanno trovato utile.

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