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3人の絵師により描かれる、某盗人魔法使いの
エロ物語が3篇収録されている。
望まぬままの性交という内容で統一されているが、
話つくりに偏りはない。

個人的意見であるが、合同誌ならではの醍醐味である、
「同一のキャラも描く人によって異なる」、
これが楽しめる作品集であると主張したい。

収録作の例を用いて説明すると、
このヒロインが巨乳少女として描かれている作品もあれば、
貧乳少女として描かれている作品もある。
作風も、鬼畜なものからどこかとぼけたもの、
シリアスなものと各々違っている。
そのような多様な解釈を一冊で味わえるという点を見て、
元ネタキャラが好きな方には読んでいただきたく思う。