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何気に高い、ヒロインの処女率が印象に残る、
”きさきさき”先生、短篇五本を収めた、作品
集。
印象的な収録作品は、生物研究会の顧問をし
ている、ヒロインな女性教師。唯一の部員な
”犬山薫”を我が物にしようと、かねてから温
めていた計画を、実行に移す「なまけん!」。
彼も、ヒロインの女教師を好きなことが分か
り、ブレーキが利かなくなるヒロインが、何
とも可愛い、お話でした。
読んでいて感じたのは、積極的なヒロインた
ちの姿。収録作品の過半が、処女のヒロイン
なのに、相手の男子に対する想い入れが、あ
ふれ出そうな程、熱く、そのことを表現する
為に、ヒロインが、能動的に描けれている様
な印象を持ちました。自分の想いを届けよう
と、行動的なヒロインたちが記憶に残る一冊。