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ヒロインの端正なキャラクターデザインが強く印象に
残る”いぬかみ”先生の短篇。
文芸部部長のヒロインと、副部長の主人公君。二年以
上、ヒロインの”奇行”に付き合ってきた主人公君への
彼女なりの”感謝”が・・・なストーリー。
読んでいて印象的だったのは、主人公君とヒロインの
確かな”絆”。”奇行”にもめげず、付き合ってくれた彼
へ処女を捧げる流れが良かったです。シンプルだけど
端正な、ヒロインの表情が、きっと、記憶に残る短篇。