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その瞬間の感情から多彩に変化するヒロインの表情を、丁寧
に表現する”二三月そう”先生の短編。
委員会の日、後輩のヒロインと二人で作業している主人公君。
不意な事故で、彼女を押し倒してしまい・・・なストーリー。
ヒロインは先輩の主人公君が”好き”なので、すんなりと受け
入れてくれます。
読んでいて感じたのは、多彩な表情のヒロインを繊細に描写
する筆致。カラミを重ねていくと、その表情がトロけてゆく
”姿”を丁寧に描き込んでいました。静かに”たぎる”短編作品。