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郷愁誘う、シットリとした切ないストーリーが、きっと記
憶に残る”空色かなた”先生の短編。
卒業式に出られなかった主人公君が、学校へ挨拶を終えて
の帰り道、お気に入りの後輩なヒロインと・・・なストー
リー。進学の為、街を出て行く主人公君へ、ヒロインが彼
にする”わがままなお願い”が、切なさを高め、ヒロインを
”いたわりながら”のカラミは、”情愛”を感じさせる仕上が
りになっています。丁寧に味わいたい気持ちにさせる作品。