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ストーリーの”深みある陰影”が、読んでいて記憶に残る
”水木三番”先生の初作品集。
印象的な収録作品は、大好きな、養護教諭なヒロインの
処女を強引に奪った主人公君。その後、何事もなかった
様に接する彼女に・・・・・な「甘く爛れる」前・後編。
カラダを重ねるたびに、想いが深くなる二人を巧みに描
いた、少し切ない作品でした。
”水木三番”先生自身の好みなのか、”陰”のある主人公が
ストーリーを牽引するので、重厚な読後感を、読み手に
残こす一冊。