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能動的な実妹と、理性的な義妹の狭間で揺れ動く
実兄の「こころ」の動きを、開放的で”にぎやか”
なコマの中で、元気いっぱいに描く”葵蜜柑”先生
の長編作品・一冊目。
二人の妹に振り回される実兄ですが、彼女たちの
彼に対する「大好きな気持ち」は本物で、そんな
想いを受け止めた上で、振り回されている実兄に
「漢気(おとこぎ)」を、実感させられます。
憂鬱な気分を、開放的で前向きな気持ちにしてく
れる・・・そんな作品でした。